ワインと林檎制作過程
H26年10月2日(二十四日目)3日(二十五日目)
・第1図は10月2日の最初の状態、第2図は2日の最終状態。この日は背景の布の右半分を粘土ではなく、布に見えるように描いてみた。写真で見るカギにでは第2図で絵が進捗しているようには見えない。右下の暗部の描き方は第1図の方が良く見える。少し、資料の写真の三杉のためか、画面全体での雰囲気が悪い。ただメモをみると、第1図では布の陰影のつけ方のため、パキパキに折れたような布であった。メート暗に分けたのかに一工夫必要ということか。仕上げの段階なので、絵具は薄めで良いが、絵具の量はある程度は必要である。絣状態の絵具を伸ばすちうのは汚くなるだけ。昼のを描く時は窓からの光の筋と影との違い、特にグレーのなかで、赤紫ぽくなるか補色関係にあるオレンジ系にするか、描く時の混ぜ合わせの色に注意すること。
・第3図は3日の終了時点で撮影したものである。2日にやったことが、あまり良くなかったので、今日も右側の布から手をつけてみた。右下はやはり、これぐらい暗くする方が絵としてまとまりがある。細かく、資料を追っていくと私の悪いクセ、内臓のようなクネクネで気持ち良くないものになってしまう。おおきな変化でなく、必要最低限の皺に着目して描く。わたしのラインの引き方のクセとして右下がりに影を描くようだ。このことを考慮しつつ修正を図る。右側の下から始め、右上そして、左側上を描く。左斜め上から外の光がきているということで、光のラインを想定して、この光の来ているところのあかるさを明のところも暗のところも十分考えて描くこと。途中かなりヤバイというところもあったが、基本、あきらめない心とやれば出来ることを理解してここは根性で描ききることが肝要である。
・ボトルの影と布のたわみによる陰の区別がつくように描くこと。あと左下の布のくびれをどう処理するか問題を残してしまった。なお、明から暗にうつるところの間に布のたるみによる光の部分が右下部であり、それも入れることで、より本当らしさをだすようにする。
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