ワインと林檎制作過程
H26年6月4日(六日目)
・今回はテーブル上のアメリカンチェリー3個を描く。前回、グラスの中のものを描いたので、何とかサクランボの質感を出せたか?やはり、最後に光を入れることで見え方が一変する。それと、光の位置が適正なところに置かれていないと、絵としては違和感が出てします。色調もまた然りである。
・大きなワインの入ったグラスのところが乾いてしまい、彩度塗る予定であるが、オイルの使い方に問題があったのであろうか?また、テーブルの下部の部分もその傾向が出ている。今まで経験したことのない状態なので、様子を見たい。
・テーブルの物の反射を見たまま描いていったが、結局のところやり過ぎのようである。背景の布を描いていけば、その調子の間違いがよりわかるとのこと。ある部分を描くと、他の場所の問題点が浮き上がってくるものである。
・左側の背景の布を描き始まる。私の叩くような筆使いでは、布の質感は出てこない。濃い色をまず仮置きし、その後、混触しすることを踏まえた仕上がりを想定して、濃いめの影の色を置く。光と影が移り変わるところは滑らかく、絵具を溶け込ますよう筆を滑らかにニュアンスを出す。筆で叩いていたのでは駄目である。筆で滑らかなタッチでなぞっていく。絵具は少し載せて筆でゆっくりグラデーションを深めていく。微妙な布の流れをひらっていく。細かいところにとらわれては駄目。
・先程書いたが、絵具をあまり載せると描きにくくなるので、少しの絵具をコントロールし根気よく溶かし込ませる。仮置き、大きく影(ブロック)でとり、それの周りを適正な光の色を置き、筆を自在に動かし布の雰囲気をですように、何回もこの作業を繰り返すことで頑張ることが布へのアプローチ。
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