ワインと林檎制作過程

H26年5月30日(五日目)

 ・今回は静物のうち、画面中央のワインの中のアメリカンサクランボとその周りを整理していく。少し描いてみて、サクランボの質感を出すのが結構難しい。ミニトマトのように感じてしまう。ツルツルの感触、形は下部の方が少し膨らんでいるように描くと良い。色使いと輪郭を暗い寒色系色を太くならなんで引き、それと赤とを上手く混ぜ合わし丸いをだす。それと、光があたっているところの点ハイライトを適格に置くことにより、チェリーの感触が描ける。チェリーの明るいところから暗部までの落差があった方が良い。グラスの中に透き通って見えるワインボトルの白ラベルの幅を少し取っておく。つまり最もサクランボの位置を右にする。
ラベルに入れる文字数も考慮する。右2個に彩度を高めるため、レンブラントの赤絵具単色で埋めていき、それを周りに広げていく。より明るくするには、この赤にレモンイエローを入れていく。何度も塗り重ねる。反射光を鮮明に彩度を高く

 ・グラスの中のチェリーにあたる光が強すぎる時は、白にセルリアンブルー、この色を使って調整する。レッド+ブルーを緩衝色に置き、チェリーの変化を溶かしていく。バンダイキブラウン+コバルトブルーでエッジのきいた色をチェリー周りに描き、ハイライトをきわだたせたい。ワイングラスの上のワインボトルも並行にいつも通り描いていく。

 ・このボトルの色は、グリーン+ブルー+バンダイキブラウンで一応置き、その上から東名に明るい緑を少し混色。グラスの中のチェリーと外に出ているチェリーでは異なる。一度、白を置きその上からチェリー色を置いていく。この時点でチェリーの軸も描いても良い。貝の右側は少し暗いが、あとのことを考えて、明るめので描く。バックの処理の際に手を加えて、バックからの流れで描く。また少し貝を大きめに描いておいて、バックから削りながら、貝の携帯を生み出していく。のういう作業が、バックと物との距離感が出てくる。決して、切り絵細工にならないこと。わざとはみ出さてて、バックとの混触で、この濁ることが良いということを平気で思い、実際にすること。そのあと丁寧に描いていけば、どうにかなる。貝の暗い部分の段階の見極め、またその種類、柔らかい、固い、透明、マット等。

 ・ワイングラスの左側、暗くしながら丸みを出す。同時にラベルも並行して描く。

 ・何かを描く時、一度、他の色でぬってから、次にその固有色を置く。結構、この描き方は有効。


 


  

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