ワインと林檎制作過程

H26年5月14日(一日目)

 ・今回は静物を描く。何点か候補の写真資料を用意した。F8号のシナベニアしか手元になく、そのサイズでの候補選びとなる。結局、あまり複雑な構成の物は採用せず、「ワインと林檎」を選択。静物の場合の下絵段階は、各モティーフの比率、そして間の空き加減のびびょうなところでその成否が決まってしまう。ある程度線で下絵のあたりをつけたら、単色のアンバーからバンダイキブラウンまでの色を使い、褐色系で描いていく。塗ったり、ふきとったりして雰囲気を出し、その作品の道筋をたてる。第1図参照。

 ・ある程度のところで、色お強さが必要になるので、バンバイクブラウン+コバルトブルーを混触して、面の修正をしていく。後で描きやすくなる作業が求められる。光の陰影で捉えていく。この段階では神経質にななないで、リンゴ、グラス、ボトル、会の底の位置をはっきりとさせることに重きを置く。あと、ボトルのラベルとリンゴとの位置関係など、一つ一つの関係性が求められる。
 
 ・第2図のように、テーブルの下の部分は黒く塗りつぶしておく。また、この時点でテーブルの出っ張りの明るい部分に白でなく、固有色の木の色を置いていく。より、描いている物の状況が分かってきやすい。また、小さいワイングラスの周辺は資料では明るいが、まずおとしておく。グラスの底は側面から見ているので、ほぼ直線に近い。ボトルのラベルにも明暗をつける。田のモティーフも絵の構成のため、光のあたりをつける。

・ボトルはそのシルエットから描くとよい。正中線を引き、それからボトルの左右の輪郭をおうと上手く描けないことが多い。正中線からボトルを後でチェックする時、直線で正中線をひかず、少し離して点々をおきそれでチェックすること。また、形のチェックとしてゃ、いつも行う絵を逆さまにして見ると、歪みが一目げ分かる。



      


 

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