ワインと林檎制作過程

H26年9月26日(二十三日目)

 ・第1図、第2図は前回の終了状況。まず、テーブル上の3個のさくらんぼを丁寧に描く。ハイライトを強く入れる。その後に点々で周辺に置き、赤と溶け込ましてフワッとした光の際部分を仕上げる。その結果が第3図、第4図の状態。サクランボは一応これで仕上げとしておく。また、全体のチェックの際、見直す。

 ・今日の本命、後ろの布に取り掛かる。まず、ボトルの右側の布のハイライト部分から塗り始める。皺のトーンをブルーグレーで強弱取る。グラスを目立つようなグラデーションを布につけていく。皺のきつい色目を立、横斜めの筆使いでちょうど良い筋にする。一部、消す部分であっても良い。布の部分の色を使い、同時にグラスの中を曇っているような薄塗を行う。赤グレーを薄くぬり、その後、グリーングレーをかぶせて混色していく。

・皺の色あいは深い皺は赤紫系の色、淡いときはグリーングレーという一定の法則がある。また、しあげの色を出すやり方は基本薄塗して、下の色を上手く利用していくことが常識である。何のための下塗りかを理解すること。仕上げ状態のときは、薄塗ということを意識したい。
   



 


 



  

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