西村まゆみ制作過程

H27年4月3日(30日目)

 ・第1図は、前回の最終状況、第2図は、今日の向かって左の髪を手直して、その後、チアラに加筆した状態。

 ・向かって左側の跳ねていた髪の毛を前回バックの色でけしたが、やはり乾くとその形が表面に現れていた。まず、これをバックの色を作り、少し厚いめに絵具をのせる。次回も同じことが起こる可能性は残る。こうしたことを無くすため
のも、下絵段階でしっかりとした考えのもと描く必要性を感じた。左側の髪の毛がブラウスの肩のところで分かれているが、その角度が少し鋭角なため、その部分に目がいってしまう。これを過少するため、毛を摩歩くカーブさせた毛の線を数本加筆する。このことにより、不自然さが一つなくなった。毛の先に赤茶けいの毛を描く。少しそれを乾いた筆でまとまりの髪の束に近い状態にして、左右の髪の流れを同じようにする。

 ・チアラがやはり、あまり描かれていないので、少しきちんとしたものに表現することが必要になってきた。光のあったているところに白フラスイエローオーカー系で明るくする。そして、目を細めて資料を確認すると、チアラの吹かって左半分がかなり暗い。一度色を落としてから加筆していくことにする。狂は、このティアラの色おとしたところで終了。


  


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