西村まゆみ制作過程
H27年2月6日(24日目)
・第1図は、前回の最終状況、第2図が今日の最終状態。変わっているのは、着衣のところ。
・光の方から見て、明るさの段階をつけて、明るさの段階を資料に基づき描く。全体的になだらかな階層にしていく。左の写真の方は陰のところでポキポキとした衣服の感じが今一つしっくりいない。また、襟部や服の真ん中のところが、少し違和感がある。これを、見やすくすること。
・私の音大店は緩急を自在に使えないということ。どうも、単調になる傾向にある。これを克服するためには、目を細めてみて、調子がどう違うのかを察知して、適切な色を明度、彩度を考慮して、それを成し遂げることということ。
・白色の衣服で、陰の部分について、紫色にその色固有の色を混ぜて、その色で影を描いていく。また、油オイルを入れて描くことのメリットを使うことも必要。
・色の彩度は、オイルによる薄塗りの方が高くなる。ただ、いまの状態では、あつぬりが必要、その上から細工の色を薄塗でプラス。影のところにつかう色として、ニュートンのバンダイキブラウンとレンブラントのパーマネントレッドを混色して、オイルで伸ばしたものを活用。ブロックスのカプチューンイエローが肌色を表すのに使用OK。
・微妙なニュアンスを描くことが出来るように思い切りが必要!その部分だ一番習練するところ。それでも、デッサンはくるっているが、それなりのまとまりが出てきているとのこと。このくるいが、自分には見えてこないのが、少々辛いところである。
・緩急の変化⇒筆の力によるコントロール、載せる絵具の量、筆さばきなど。襟の下の影を明るくして、そのことが、襟の上の襟の光を強く描ける切っ掛けになる。
・白衣、重なると黄色っぽくなる。⇒ブロックスのカプチューンイエロー
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