西村まゆみ制作過程
H26年12月23日(十七日目)
・第1図は、前回の最終状況、今日は目の瞳の中の光、明るい側⇒彩度低い、暗い側⇒彩度高い、これを同じ程度のハイライトでは駄目である。まつ毛については、目じりへいく程黒色が濃い、前に来るほど淡く肌色が良く見えるので淡い。ということであるが、今回は光の影の関係から真正面の方が濃い。特に暗い側の右目の場合、正面が濃くなる。右目をくっきりすることで次の展開として左目も鮮やかな色することが出来る。このモデルの眼の特徴、目じりのラインはかなり上がってきている。二重も鼻の穴と同じで肌色であるが、影のため暗くなっているのと同じであり、単調でなく、微妙な暗さを求める。光の影の影響で少し赤く見える。この赤を使うことで、髪の毛の茶色にも響いてくる。光と影の間に赤色でぼかしていく。
・作品制作の最終段階では、柔らかくすることのみでは色が沈む。これでは、作品の魅力がなくなるだけ、強目の表情が必要。右目⇒二重あたりを丁寧に整理。ここから頑張っていくこと。
・資料で顔が赤すぎているが、画面も赤く描いているの、黄色を上から塗ること。目の中の黒目部分に肌色を塗ってめの表現を付けていく。白目に部分にブルーでグラデーションをつくり、球体の雰囲気をだす。瞳孔について、資料には判別できないが、あるとするべきで、作って描く。右目の下のラインに光、肌色入れる。
・鼻とほっぺたに問題がある。鼻筋に横目に筆を使い、上の部分に広がりを生み出す。
・右目の目頭上の部分に強い紫を肌色の上に置く。周辺と馴染ませる。
・明るい側を更に明るく白色で強めていく。このことで、暗いところを描きやすくなる。鼻筋の右側の所を、より明るく白色を塗り、その間に赤色で縦に線を入れ鼻筋を直す。(第2図参照)
・暗い側のほっぺのところに、マースブラン、ホワイト、少量レッドイエロー、で点々で置き、それをハード系筆でこすり下地の色と合わせる。
・右側のほっぺ下のところの色が暗い状態でへこんでいるように見えるので、イエロー系の絵具でカバーする。少し、口角のところまで塗ったため、少し可笑しくなった。豊齢線あたりのいろの変化はきっちりと描き分けること。
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