西村まゆみ制作過程
H26年12月2日(十一日目)
・第1図は、前回の最終状況、第2図は今日の最終状況。今日は向かって左側の目の周りを少し明るく、滑らかに描く。影の色を使って目の黒目の部分に変化を付けていく。目の外側船がなくなり少し和らくすること。ほっぺのところ周辺も滑らかにしていく。
・次に、髪飾りを、この段階で描き始める。黒髪のこの部分に髪飾りを描くことにより、髪の毛の明度を上げるようにもっていく。資料写真を目を薄めてみると、髪飾りの位置を少し上に位置することに気が付く。その前に、誤って、そのままの位置に描いてしまたので、下から少しづつ上に修正していく。髪飾りの固有の色を青系のグレー調の色を使い流れを髪の中に置いていく。その後、特に光っている2ケ所に強い白をおく。他の部分の光は一度少し強い眼の白のあとグレー調の色を上から載せ明度を落とす。この段階で、髪の色を少し明るい眼の赤系統の色を髪の流れに沿い載せる。その明るい赤のところに細い筆で線を流れに沿い何本か引いてみる。そのあと、黒色のついた筆で流れに沿い滑らかに馴染ませる。前髪にこの手法を用い、髪を少し軽い感じになるように仕上げていく。
・向かって左側の髪の毛とおでこの肌色とを馴染ませるためて、上手く誤魔化すようにすること。色を減衰させる。柔らかな茶色で髪を肌の方へせめていく。この作業の出来具合を確認しておく。ほっぺの色で髪の方へ攻め返していく。画面上で混ぜ合わせながら、まわりと馴染ませる。このように汚したところをあかで肌色を持ち直すようにする。曖昧な茶色でこれをシャドウのように決していく。この場所は、くっきりは駄目、曖昧に表現することが大事。
・耳については、これも曖昧な感じOKのところ。ミミの穴は一度、この曖昧の中でも描き多しておく。ミミの大きさ耳たぶの位置の確認も必要。曖昧に進めていくことがコツ。耳の左側は理屈では暗いはずであるが、ここでは曖昧な表現が必要なので、全体からのイメージでそれ程違いは出さない。少し耳だと思って描くと前に出てきて難しくなる。もっと単純に描くことが良い。つまり、落としどころを探すことがここでは必要である。
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