西村まゆみ制作過程
H26年10月21日(二日目)
・第1図は、前回の最終状況。モデルの目がもっと大きいので、その特徴をはっきりと描いていくこと。まず左目に着手。目の上側のゆるやかな曲線をしっかりとした線で引き直す。右目と左目との間は、目1個より大きいのが普通である。次に、そのラインの上にアイシャドウ的な濃い色を置く。初期段階からドシドシと絵具をのせていく。(肌部分)立体をイメージして描いていくこと。1回目頑張ってもあっていないものである。2回目、3回目と修正を加えていくことが必要。前の形状をなぞっていては絶対ダメである。
・鼻の穴、もっと黒色を置いて周辺部分を明るい肌色で形を整えていく。制作途中段階でのアクセント的な線の入れ方として、まず鼻、次に目、この2点に集中してこの部分出来てからクチビルを描いていくというのがセオリーである。今回は全体的に描いていくことにしているが。目の白目部分はセルリアンブルーを用いて黒目の輪郭をはっきりとする。相当、目については大きくして描く。第2図参照。
・目の下の少し暗い部分は、ある程度残して少しうすい色目にする。左のほっぺの下部分に、思いつかないような赤系統の肌色を置く。それとホワイトを上手く混ぜ合わせ、顔のニュアンスを出していく。この段階でしっかりと絵具をおもいきりのせておかないと、バックに色をおくと、顔部分が色あせてしまう。第3図参照。
・第4図参照。暗い左側のホッペあたりに明るい色(ピンク)暗いところに鮮やかな赤で雰囲気をだしていく。右目の方も大きく描くこと。左目との関係も重視して釣り目にならないように気をつける。髪部分も当初から顔をはっきりさせるため、同時進行でしていく。右耳の位置を確認すること。少し上すぎるようである。ゆっくりとモデリングしていく感じが必要。何回も書き留めているが、これで顔の仕上がりに大きく影響していく。左側の暗い部分の方の目の白目部分の色は肌色の延長で描く。
・第4図の首の長さがあっていない。顔との比較で見直す。全体を見て、その修正を行う。かなり長くしていたということ。首の形を顔との関係を間違わないよう注意して見直すこと。(第5図参照)
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