西村まゆみ制作過程
H27年3月13日(27日目)
・第1図は、前回の最終状況、第2図は、今日の最終状態。第3図は第2図の一部拡大したもの。
・今日は、毛の細部を描くこと。そのために、背景の色をまず塗り、それからの作業ということになった。第2図のようなバックになった。少し、色合いが上手く出ていない。
・まず、向かって右側のほつれ毛を描く。ほつれ毛について、まず選ばれし毛の見直し。私の今日の描き方は全くなっていなかった。感じずになおしていってしまう。丁寧な仕事に見えるが配慮が足りない。さっさと描いて適当なようにして、結果ほつれ毛が自然に見えるほうが良いに決まっている。流れに沿った筆使い(ふと筆で)その後を第3図でみてみると、自然な感じの表現になっている。その下の服の上に描いたほつれ毛とえらい違いである。大胆にて繊細、これが求められる。
・背景の塗り方で、気を付けないと駄目なのは、人物より前に出てくるのは最低良くない。画面左右での明度の違いは出すべきである。
・細い髪の毛を描く筆について、冴、またはぼそぼそになった面相筆。
・当たり前のことであるが、境界線をぼかすという大辞なことは、面倒でもきっちりと行うこと。
・今日のバックの上で、髪の毛を描くときは、バックの色が明るめということを考慮して、強めの黒で描くこと。中途半端な線でしかない。やり過ぎたところは上に赤系統をおいていけば良い。
・髪の毛の外側ラインに強弱をつけて単調にならないように配慮する。どの部分をぼかし、どこの部分にエッギをきかせるか、センスが求められる。
・ブラウスの上の髪の毛は少し明るめに、オレンジ等を置き、赤色などと、画面の上でまず込み。その後、暗色を重ねる。これを繰り返す。たとえば、茶と青の混色で調整もあり。
・髪の毛の隙間が見えるところは、これを活かしてブラウスの白を置き、髪の色目を黒く感じさせる。
・向かって右の肩の部分を肌色で描き直した後、バックの色で汚す感覚がいる。汚くなる手前でおさめること。
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