西村まゆみ制作過程

H27年3月10日(26日目)

 ・第1図は、前回の最終状況、第2図は、途中段階、第3図が今日の最終状態。変わっているのは、顔の部分。

 ・まず、右の頬っぺた(向かって左)のピンクに染まったところが、単純に縦長になってしまっているので、これを斜め方向に少し自然な感じで伸ばしてみる。こういう作業は出来るだけ残さぬように今後すること。結構同じ色を作るのが難しいので。パレットで作った色を展で載せてみて良いかどうか何度か試行錯誤すること。次に、その下の顎の割れ方が少しきついようなので、和らげる。少し、このふん位置は残すこと。微妙なところで、筆を収めることが肝要。

 ・左のほっぺ他の所が単調なので、明るさの中に、さらに明るさを出す。「小さく動かす」と表現しておこう。白っぽい色、赤ぽい色をまぜあわせていく。

 ・ふくらみの影、緩衝地帯があり、一様に暗くするだけでは駄目である。

 ・第2図の左の豊齢線を和らげる。かなりくっきりとしているので、描いて頬の線をぼかす。少しオイルで絵具を伸ばす。浮き気味の白を入れ画面の中で混ぜ合わせながらとこ込ませていく。赤味の方に溶かし込んでいき、ぼかした後、暗いところで見てふわっとしているようにしていく。⇒第3図


 




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