薔薇制作過程
H26年2月19日(13日目)
・前回の作品状態が第1図写真の通りである。今回の終了状態が第3図写真である。第4図は第3図の拡大したもの。今回は右下の花弁を描くということで。絵筆を取る。
・ここで、いつも失敗しているのは、この花弁を描く際にその周辺の葉、茎、背景を同時に描くということである。
・第2図では、自力で下の花弁を、茎、左の葉、中央の葉を同時進行形で描いたものである。花弁の方はまずまずであったが、茎、葉の描き方が中途半端なものになってしまい、
その結果、この作品の中で、花の描きで出てきた優雅な雰囲気が葉っぱの描きにより潰れてしまった。
・第3図でこの茎、中央の葉っぱを修正した。第4図の拡大写真で茎は明暗を3段階で明確に描きこの茎に明るさを持たしている。この点が重要。この後、乾いてから再度、色を重ねて深いものにする。
中央の葉は第2図と第3図を比較してみると、画像では分かりにくいが、参考資料から、より正確な情報のもと、葉脈、その周辺の光、陰の明暗を少し制度を上げて描いている。
・今回、色相で、茎と同じような色を葉っぱにも使ってしまい、このところは、これから十分に注意しなければならないが、参考資料では、茎は少し黄色みがかっていて、それに対して葉っぱは、明らかに
ブルーぽいことが、容易に見てとれる。これの色彩の使い分けはしっかりと、今後間違わないように描かなければならない。
・少し、絵から離れたところで見るとすぐに気がつく失敗を、今回はかなりしてしまい、精神的に描きなおしに疲れる。このような不毛な作業はしないのが一番である。
・5番目の写真は今日使ったパレットの状態である。緑系の色を使う際、緑の色幅を出すのに赤l系統のいろのバリエーションを増やすために忘れてはならない重要なポイントである。クリムソンレーキ系が良い。
この絵とは関係ないが、風景がを描く際にはミノのバーントシェナ、テールベルトを使うように教えられた。濃いグリーンを出すのにテールベルトを持っていくか?今回はコバルト+クリムソンレーキ系で強いもの出したか
不明。バンダイキブラウンが有効か確かめてみることが必要。