薔薇制作過程

H26年1月23日(9日目)

 ・前回の作品状態が第1図写真の通りである。今日は、まず、背景の空間を描出することにする。第2図のようにバックを取り敢えず塗布した。これでは、空間が出来ていないという指摘を受けた。第1図とそれ以降の写真では撮影した日が異なるので、第1図から第2図のバクの変化が写真からは判別できない。取りあえず明るめに描いた。資料写真から右側の背景はもっと明るくすべきであるという指摘、これは自分が思っている以上にしつこく何回もいろを明るくすることを繰り返していくことが必要である。第3図、第4図の様子は、このバックを修正しているところである。結果、第4図のような、綺麗な背景が出来上がってきた。背景の描き込みもかなり、その絵画の良さを生みだす大きな部分であるということ。

 ・本日の最終の写真を撮り忘れたので、花の部分についての描写についての変化については写真では示すことができないが、花の上部の透けている花びら、それと右側下の少し難しい形うをした陰の部分の花びらを描いた。上部の花びらについての周囲展はバックとの関係を考えて、花弁のりんかくの白が目立たないように描くこと。また、右側下の花弁を描く際の注意は花びらがどういう状態でまくれ上がっているかなど考慮し、また、参考写真を良き観察して、色彩、彩度、明暗、そして微妙な明暗等の描き分けを自然な感じにして、機械的な花弁にしては決していけないことを心に銘記しべきである。

 ・メモ帳から、@バックは結構、大事な部分で手数をかける必要がある。色彩も以外と使うのが良いようである。結果は落ち着いたものになるがかなりの色彩はつかうとうこと。
A背景を描く時に、パレットナイフを使用することが結構効果を生み出すことを知っておくこと。使い方の観察の結果、幾通りあるようである。パレットナイフで絵具をのせて、キャンバスの上で伸ばす作業、その後に筆で画面上を整える。この時にナイフ部分のマイエールを微妙にのこしている感もある。最終的にはバックとして不自然にならないようにすることが必要だが。キャンバスの凸凹があるときを想定すると、凸部の部分がナイフで削りとられることによる絵具のつき方が筆書きとは異なってくるのであろう。
Bバックで明るさを描くのに、かなりの白を使うことになる。これは一回塗りであく。何度もくりかえし、明るくしていく必要がある。右側の場合、暖色系の絵の色を混色するのが良い。
Cパレットナイフの有効な使い方をすること。自由に絵具を引き延ばしていく感じで良い。がめんの凸凹を利用してかすれの鑑賞をもたす。また、新鮮な色筆に比べ出せる。
Dバックを一度明るくすることにより、花がくすんだように見えてくる。これは喜ぶことであり、花にてをくわえれるようになって、絵としては一段階上がったことになると思うこと。花にてを入れ直した後、必要ならばバックをどうするかきめればよい。
E花の明るいところについては、単純に白を載せるのでなく、色味は必要。
 
 ・私の絵画の描き方は、ほとんど右脳を使って描いている感が強いとう指摘があった。左脳もフル回転させて、理性的な目で絵画を絵がううえでの、決まり事を正確に理解しキャンバス上に再現させることが必要。
描く時に気を付ける事柄を何点かメモして描く際何度も、その点を確認する作業を組み込み正確に写し取ることがもとめられる一番のこと。



   

 
  


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