薔薇制作過程

H25年11月21日(一日目)

 ・まず、この薔薇を描くのに必要な油絵具が私のパレットでは無し。補充色・・レンブラントのパーマネントレッドミディアム。
この色なし描き、その結果、第一写真下のような薔薇の表現になってしまった。第3写真のパッレトの絵具の出し方、私の使った色は不鮮明な汚い色であったことが分かる。
それに比べ、n氏の色は明暗あり、また大変きれいな色の絵具の配置となっている。また、寒色を必ず用い、対比の美を作り出している。このようなパレットの色の配置、混触がまずできなければ前に進めない。

 ・第3図写真・パレットを参考に私の色の出し方を大いに反省することが必要と思う。明確な意思を持って、また自信を持ってパレットに汚い色を作り、それをキャンバスに置くことは決してしてはならない行為である。
 
 ・第4、5図写真はN氏がさらに描き進めたところである。大きな薔薇の感じを捉え、色彩の美しさを持って明確に描くことが必要ということである。花の部分をさらに浮き上がらせる為に緑の濃い色で葉っぱを置き、花の部分の色彩の見え方の変化を探る。この緑を置くことにより、花にさらなる色彩を強く億きっかけが生み出されてくる。描くことに拙速になtってはダメである。タメを作ることが求められる。

・第7,8図で花の部分を上記のことを頭に入れて描きなおしていく。7図では薔薇の形が実際のものと比べるとこじんまりを平均化されている。この段階で薔薇の形、花の向き、流れていく方向等、検証して8図のように描いていく。この段階では常々、気をつけないと落とし穴がある。それは大きな形でとらえていないと妙にうるさい絵画になってしまうということ。私の最大の欠点である。

・メモから、幾つかなキーワードをあげる。
1.作品の主題と背景は同時に描くこと
2.薔薇の花(1図)に抜けがない。
3.寒色系の使いこなしが必要
4.どう、この絵を絞めるか
5.表現が違う
6.色彩の特性を知る。名画から学ぶ(ドガ)
7.
平均化からの脱却
8.一瞬の見方
9.傾斜の確認⇒チェックを常に行う
10.茎の位置の確認⇒デッサン力、認識が必要、習練が必要
11.安定を求めない⇒面白くする。ハプニングを活かす
12.大変を見て描く
13.次に描く際に、気持ちよく入れる状態で筆をおく
14.花・薔薇の大きな膨らみを描く
15.量感ということが欲しい
16.塗り分け的な描き方はダメ


    


    


  

 


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