子猫制作過程
H26年9月5日(十三日目)
・第1図は前回終了時の状態、今回は”猫のヒゲ”を描くこと。ヒゲの特徴として短ければ張りがある。長ければ、綺麗なカーブをして下に曲がる。ヒゲの描き方としては、少し太めに描き、それを添うように背景のいろで筆を走らせて、ヒゲの太さを次第に細くしてヒゲのころあいの良いところで筆をとめること。どうも基本はそのようなところか。どういうコースをまちがっても良い。また、少しまわりの色を被せると落ち着いてくる。光があたり明るくなっているところにのみ、お軽い色を置いていく。先っぽは消えゆくように描く。黒い色の上にヒゲを一本描いてみる。はいけいの色の影響で青っぽくみえる。少し褐色系の色d暖かい色目を出す。また、ヒゲの影も雰囲気として見えるようにすること。
・左眼のうえの毛(まつげのようなもの)が白くまとまり過ぎているので、黒で毛の白い部分を残す。第2図参考写真のようになる。頬っぺたから出ているヒゲを描く前に、毛穴を先に描いておくことが必要。毛穴をえがくのにまず線上のグラデーション丸みを作りながら、ピンクぽい色で毛穴の少し暗い線上の間を明るくンる。この時、毛穴の線上を消さないよう注意すること。影の段階を作っていくことが必要。白とニインザーニュートンのバンダイクブラウンを混触した色を使う。黒系で諧調を作った上から白系の色でまた明るくしていく。この繰り返しを行う。
・何本かの毛を一度に描き、全体の雰囲気を掴みながら、背景の色で細くしていく。ただ、頬っぺたのところは細い筆でとりあえず描いたのみで今日は終わりとなった。次回は他の静物画の方に着手するため、当分の間はこの状態のまま。
・向かって左側のヒゲは少しだけ描く。右目のラインを修正。眼の下の部分に赤色系で潰して、」その上から白系で修正をかける。
・顔のパーツなどがつながりを持たないと可愛い猫にはならない。流れをつくること。
※9月9日に猫のヒゲを追加加筆する。白系の色で細い眼の筆でヒゲを引いていく。その後、その周りを背景色で削ってヒゲを細くしていく。この場合、オイルが少し粘っている棚が描きやすい。時湯がシャバシャバだと、白く濁り、上手く削れない。時湯として、グレージングオイル(ターレンス)
・第4図が、一応完成!あとサインを入れるのみ。