子猫制作過程
H26年7月15日(五日目)
・2ケ月ぶりに手を加える。どの絵でも描き順は難しい。猫を描く再、細筆で描こうということになりがちであるが、たっぷりとした毛並は基本、細い線での攻めは止めた方が良い。中筆からふと筆でたぷうりと描き、一部のみ細かい線で描くということがベスト。
・猫の毛を一本一本描く時の筆の入れ方は、書道のテクニックで右から左に入れる際、最少は細い線、その後少し太くなり、最終は抜けていく感じで良い。落ち着いて、いっぴつ一筆、毛並を描いていく。特にバックとの教会のところはは入念に。胴体の中の毛は、白(純色)で一本一本描いていく。少しくらいところは、少し黄色、ピンクでよごれた白を用いる。バックの色を作るのが難しいときは少し暗唱に教会部をしておき、その上から白で毛並を描くのもあり。第2図参照
・第1図と第2図との比較で猫の向かって左側野ほっぺから体本体への繋がりの部分についてはこの間をつなぐ色にしておくことが絵として見やすい。次の仕事にもつながる。また、猫の右腕(向かって左側)と下の木箱との間も白ではなく、少し汚れた色にして違和感をなくすことが、ベター。そして、その後に、白で猫の毛の雰囲気を細い筆で補っていくということを小まめにおこなう。絵を描く再、こうしたつながりを常にチェックしておくのが必要不可欠である。
・猫の体の奥の方の感じを出すことが必要。猫の殻だの上部の黒い毛の所を強く置く。白も加え画面上で混ぜて、ちょうど良い状態にもっていく。この繰り返しを数回粘って行い。黒が少し弱くなれば強い色をもう一度置き、彩度調和するところを見出すという作業が求められる。こうして、結果、体がつながったようになってくる。