子猫制作過程
H26年8月29日(十二日目)
・第1図は前回終了時の状態、第7図が今日の終了時点の状態である。今日は猫の眼を重点的に描くことにした。まず、第2図の猫については左目(向かって右側)を参考写真を使い自分なりに具現化に努めた。特に、細かい黄色ぽい細かな点、線を描く。次に第3図、さらに左目も同じ要領で細かく拾って目を描く。それと眼の周りの黒を強調した。面積、濃さにおいても。
・この時点でストップが入る。猫の目の飛び出し方。眼の周りの捉え方は人間と同じ。子猫の場合、よりその特徴が出てきているので要注意。瞼の下の目の所には影が出来る。それと下側の黒とは違ったものになる。絵具の置き方であるが、明るい色をおいたら、すぐに暗い色を置き絵に不自然さを作らない。たとえば、まなこで赤ぽく見えるところに赤を置き、すぐに目の基本色緑を被せていく。今回の場合、眼の色が暗すぎるので、一度明るめの色を置いてから、それを補正していく。眼球の丸みを出すことに心がける。第4図の右目になる。猫の光彩はひし形、その周りを明るくするとしまる。また、血管等で赤ぽく見える部分も把握のこと。その下側の赤暗い部分はあまり表現しない。
・右目は少し小さいので、大きくする。ただ、左目に比べ、影が少ない分小さくは見えるだけ。右目の眼の下の部分を少し暗いめにする。これにより眼の黒い枠との調和が出てくる。第5図参照。周りのの毛部分と同時進行で描くことが必要。右目の暗さの違いを描き分ける。グリーンを塗ってから黒をつけていく。彩光の周りは明るく。眼球の黒の上ににグリーンをのせ微妙な色合いの著性を行う。瞼の下の部分の影の色を置き、世本だ感じを取り除く。
・緩急、強弱を持って描くことが大切。一筆後の予想が創造できることが必要。今の所、その点が浅い。