子猫制作過程

H26年7月28日(七日目

・第1図は前回終了時の状態、第2図は猫の額の右側の茶黄色の色を描くるするため少しあざやじゃな色を置きた。この時点で自身で違和感を感じる。ここで顔はストップする。からりに今日はあまり触っていない木の箱台に着手する。

・第3図は、木の箱の上部の木肌を描き始めたところ。単純化しすぎ。違和感を覚える。”明暗で見ていない。”という点の指摘。第4図で筆で明暗を見分け、所々で誇張、省略。(いい意味で)ここでは、ベタ塗りでなく、細かい線をとらえ(光の白、陰の黒)つぎに木目(赤茶)の明度をあげていく。この一連の作業により、質感が出ている。明るくすることへのフォローとなる。ブロックの描き方として、試っためしに色を置き試行する。また、線の一部を消して面にする。ある部分は強調して、はっきりとした表現する。言ってのリズムのままでは駄目だ。猫の右足のの一部を明るくする。こうすれば、ブリックの白を強くできる。見どころを絞り込んで、それだけを強く描く。逆に、抜くところは出来るだけ描かないのが鉄則。この結果、第4図となった。

・第4図、第5図では、その下の木のブロックを筆ではなく、パレットナイフを使い、別のタッチ(塗り斑)をつけそれから筆ですこし調子をつける程度にしておく。今の使用している絵具では黒が出にくい。⇒ウインザーニュートンのコバルトブルーディープを使えばよい。

・向かって右下のブロックを描く。これは他と違い、ペンキの色が鮮明に残っているところ。ただ、参考写真のみに頼ると、他との調和が著しく壊れる。それを避けるためたのブロックとつなげていく。綺麗に描いていても途中で壊すという回り道も大切。深く暗くする部分も必要。一旦壊したところを描写、すると微妙な色が出てくる。このように、時として、曖昧な風に描くことも必要。印章づけ。大づかみに捉え、それからどうするか思考すればよい。


        


 





 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13