三宝柑制作過程

H27年5月12日(7日目)

 ・第1図は、前回の最終状態、第2図は左側の葉っぱの形の見直しと悪露をより鮮やかにし、また、実の部分について濡れ色より色の濁りを撮っていく作業をしたもの。第3図は第2図の実の部分を少し落ち着かせたもの。しかし、思い切りの悪さが出てしまっているかもと少々心配。また、左側の葉っぱのところに、実の黄色の反射を入れてみた。

 ・今日の指摘1⇒常に描き多している時、全体を見て、形状に問題があれば、手を入れること。勇気をもって、途中段階で絵が破たんしたようになることも視野にいれ、よれを乗り越えて辛抱強く筆を走られること。その経験の積み重ねが大切である。。

 ・今日の指摘2⇒いつも気にしているが、絵が単調にならないこと。例えば、実に入っている光の描き方では光の色が一定の明度、彩度、色調であってはならない。よく、資料を見て、強いところ、弱いところの強弱をつけていくこと。そうすれば、自然な光を描いたことに近づく。

 ・今日の指摘3⇒私の絵はくすんだような感じになりやすい。第1段階を過ぎて、絵の第2段階から、濡れ色を置きていくことにこころがけることが肝要である。原色・同系色を2種類ぐらいの混色にとどめ、オイルでのばし、色を置いていく作業。この時も、デッサンする要領で描き進めるおいう感じ。結構、中筆の使用がポイントかもしれない。したにある色をめくり上げないように気をつけながら、ソフトタッチで描くこと。
 



 





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