三宝柑制作過程

H27年4月20日(2日目)

 ・第1図は、前回の最終状態、第2図は資料そのものが変わったので、再度デッサンを板上でおこなった。その上で三宝艦を描き直したもの。第3図は、三宝艦の実の部分をより具体的な実像として描いたものである。

 ・第2図での構図はOK。それで三宝艦の実に色を置く。影の部分の見え方が参考資料自体で変わって見えたので、若干、陰の部分の暗さを弱めることになった。第1図で何が一番良くないというと、バックの色味と葉っぱの色味、描く型が適切でなかったために、絵として弱い印象をだしていた。まず、葉をしっかりと描くことに集中。少し、したの絵具の乾きもよくなくて、結果、濁った葉っぱの色になってしまった。上から現職の緑をソフトタッチでのせる。少しはあしか?それと、枝と葉っぱについて、少しかっこよい形、フォルムにするために、少し実物から離れ、割振りを考えデッサンし着色した。バックの色見をブルーから灰色にすることにより、絵が締まってきた。
 
 ・第3図の実の部分を描き込むことにより、作品として充実してきたように見える。描き方は、まず、暗めの色を置き、それにレモンイエローで復活さす際に物質感を出すことにする。また光の当たっているところは一度、白い部分にレモンイエローを置き、それからホワイトを積み重ねて自然に光を受けているようにする。



   





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