三宝柑制作過程
H27年5月4日(5日目)
・第1図は、前回の最終状態、第2図は茎、葉っぱの描き込みを行ったもの。第3図は茎上部の描き込みと葉っぱの加筆。
・第2図では、茎の描き込み。まず、全体の茎を見通して太く見えるところ、細く見える所。さらに光の量、陰影にどれだけの注意をして見ているかが問われる。茎の陰影部分の表現の仕方に一工夫、濃いグリーンを入れる際、塗ってみて薄い色と見たらパレット上でバンダイキブラウンを使っても濃い色をだしきょうちょうするギアの切り替えが重要。その塗る際には少し際から1ミリ内側に乞い色を置くというアドバイスもあったが、結果として第2図を見る限り、その配慮はなくなっていた。茎に当たっている光の幅を上手くかげんして表現。単調にならないように一つなぎで筆を動かすのでなく、区切って置いていく。バックの色を作って置き、この茎を描く時、また葉っぱを描く時に溶け込ますことを常に頭に置いておくこと。果実部分については天辺の茎の出ているところのへこみの暗さと右側の葉っぱによる影との暗さの比較。ほとんど、同じ暗さであるが、絵としてはその影の周りに使われている色をはいりょして強弱をつけていく。シンンプルにすらりとした整理が出てくれば良い。
・第3図では、茎の状の所に茎の丸みを持たせるように描く。光部分の左に緑を置く時は弱くでなく、かなり濃い色を置く。出ないと周り込まない。その後丸みを出すということで、緑を光の白い部分にかすらせる要領でグラデーションうを少しでも作っておく。果実部分の右側の影のところは、一連のつなぎがあってしかるべき。また、同時にテーブルからの反射による明るさも出す必要がある。グリーンを水水しい色にするためにオイルで溶かし込んだ綺麗な緑をおすく丁寧にぬっていく。慌てると絵をつぶすことになるので要注意。
※制作途中に、ある1点を直したら、距離を撮って全体を見て違和感を探すこと。きっと、どこかにあるはずで、それを見つけたら、その部分も直していくことが成長につながる。
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