ユリ制作過程
H25年11月6日(四日目)
・左上側の写真は前回の最終の状態である。かなり良くなってきているが、真ん中のオレンジのラッパの部分が少し小さいのと、その位置が間違っているので、まず、その修正。それと右側の3枚の花弁の形状、明暗を、よく観察して、描き直すこと。この2点について今日の課題とする。
・ラッパ状のオレンジは全体に左に動かし、この形状の奥行感を出す。私自身では、上手く描けたと思ったが、光の当たっていることで明るく描く部分が均等な間隔になり不自然という点を指摘された。この解決方法は暗い部分、オレンギが濃いところの中の光は曖昧にしておき、目立たないようにすること、また、明るいところについては、うまく嘘を描き不自然にならないよう、経常的、明るさを描き分けることが求められる。その結果が右側のオレンジ部分である。この段階で、更に求められたことはオレンジの彩度が均等化してしまい、つまらなくしているということである。上の描きかけの絵のところをみると3ケ所程再度を高くしている。良い作品にするためには、これが出来ないと駄目という大きな課題が残ってしまった。
・オレンジ部分がはっきりとしたので、周りの花弁の位置関係および形状について、再確認をする。右上の花弁が大きく右に寄りすぎていたので少し削る。下2枚の花弁については全く形状が異なっていたので、再度、花弁の輪郭を薄く取り直す。この際、何度も注意されている背景色を見て同時に直していく。花弁の少し離れたところに少し明るい色(少し赤系統)を置きその周辺に少しくらい色を置きながら絵具を掃くようにして色の変化をつけていく。その際、花弁のところもも絶妙な筆使いで皆生と馴染ます。
・このエスキースはもう一度、少し見た後、筆をおくとこtにする。次回に新しいモティーフを用意しておかないと・・・