ユリ制作過程

H25年10月29日(三日目)

 ・左上側の写真(前回)から、今日最初に取り組むのは、左上の花弁の描き込み。その後に右上の花弁にとりかかる。はダリの花弁を明るく塗り重ねることにより、右側の花弁の色を置きやすくなる。この時、花弁の上部の背景の色も少し明るめにすること。

 ・この段階で一度、形を観察して狂いを直す。右側の花弁はもっと大きいと判断して、右下の写真のように、さらに右側に花弁の形状を押し出していく。この時、この花弁の中にMという形の光を描いているが、これはまずいので、出来る限り曖昧にする。若干の手直しをした状態が右下側の写真である。

 ・花弁の描き方ちうか、一般に描くことに共通することであるが、ある部分を描くのにmず、パレットで作った絵具をある程度細い筆で置き、全体にみて適切な色かを判断する。もし、異なっていても拭き取らず、パレット上で色を調整して描いていく。その絵具を利用してキャンバスの他のところにも塗って見ながら、様子調べをする。ここで、パレットでの色の作り方は柔軟に赤み、青みを使って奥深い色の発見にも力を入れることが求められている。

 ・絵具のキャンバス上での塗り方は、最初は点で置いて周囲とのバランスを考え、調整しながらハッチングの要領で少し前の色が下からすけた状態で絵具を置くのはコツとのこと。そのあと、すこっし大きめの筆で絵具を置いていく。

 ・今回、最後のところで写真を撮り忘れたので、次回の時、描き始める前に写真を撮っておくこと。
この次に描いているのは、真ん中のオレンジ赤の部分である。形状がかなり間違っているので、鼻の楕円部分のそれぞれのポイントでの角度、傾斜を性格に捉えていくことが求められる。今回、写真がないが、それなりに形状の部分は正確度が増したものになったが、さらに奥の花弁についているラッパ状部分を描いていくと、これがかなり小さく詰まってしまう。これは楕円上の部分を左側に移動することが必要ということになる。
次回は、このあたりからの描き込みになる。
 

 
             


          


1  2  3  4  5