エリカ制作過程

H25年6月27日(4日目)

 ・まず、本日の制作に入る前に、資料写真と作品とも見ながら、顔のどの部分を直していき、さらにその次はこの部分に影響が出るかを予測して、描く大目標を立てること。これをしていかないと、ただ漫然と筆を動かす作業で終わってします。
 ・今日は、前回、左目が描けていなかったので、まず、その眼の瞼の部分から資料の眼と見比べ結構切れ上がっているニュアンスうを描き、その後、眼の上ラインを入れてみました。しかし、資料をよく観察が出いていなくて若干たれ目になってしまうという結果。それと、知らず知らずのうちに目と目の間隔が前回とは反対に広すぎるということになってしまった。このあたりの処理は細筆(俵屋でOK)で、細やかな作業を行う必要がある。

 ・今回、描く際の注意点としては、まず線で形を取り、そして面でとらえていくところから、さらにもう一歩踏み込み、微妙なあいまいさというか、眉毛のラインとは別に頭蓋骨の骨格による明暗、またまつ毛による目の翳り等々、次につながるものを作り進むこと。

 ・目の吊り上りの度合い、眼の左右のT、上下のT、黒目部分の位置、ハイライトのT。顔のいろんなパーツとの関係性をチェックし自然なイメージになること。また、眼をいらうだけでなく、顔の他の場所、髪の毛など、一応に不自然さを出さねようにタッチしておくこと。常に、どのファン会でとまっても、それなりの調和が保たれていること。

 ・目の下の形をよく見て再現すること。黒目と白目の描き方に注意!黒目から少し離れた部分に白系を置き、体協側には少し赤身を置き、筆でこなすこと。また、弱くなれば、これを繰り返す。眉毛と目の間の暗色部分も、それほど暗くなく、、一旦、赤身のいろで明るくし、次に額の明るい部分を相対的に明るくするとお、絵画としては落ち着いた表現になる。

 ・額部分を最終的には白く塗ってしまいすぎ、髪の毛との関係がおちつかないものになってしまった。ここも、曖昧さを残し、けみの毛もいりうなどして、調和の問えた形で閉めることが必要だった。

 ・相当高度なテクニックとデッサン力がないと、この作業は進まないが、根気よく頑張ってみること。

 ・迷わず、方針をたてたら、きおくれすることなく、中上氏のいうニュアンス位は出せるという確固たる信念で描くことが求められる。


    

                                 

 


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