エリカ制作過程
H25年5月30日(初日)
・まず、キャンバスに人物の輪郭を描く際、何度も制作用写真と見比べること。留意点として、@人物の入れ方、上下、左右に配慮、A目を薄く開けて、人物を形として認識して、キャンバスと資料との精査を行う。
・特に顔の傾き、鼻の位置、傾きに留意し、顔の向いている方向を資料と精査、@眼、鼻、唇については線にて追わず、とっかかりとして、眉毛の下や唇の下、鼻の下の陰影などで記号的な描きでなく、雰囲を持って自信を持ってあたりをつけ描く。
・次に、気後れせず、色を使って推し進める。顔については、明るい赤系で塗り進めながら、寒色系を上手く用いて描き、髪の部分もバンダイキブラウンを用いながらタッチして、その筆を利用しつつ、顔の部分の少し濁りのあるところを描く。A絵具を明るいもの、肌色は最初の赤身のもの、さらに寒色系プラスバンダイキブラウン等で、強めの絵具をパレットに用意して、多少一度メリハリを持たせていく。そのあと、新しい筆でくずしながら、顔の各パーツの精査を資料を用い再度チェック。
・資料写真で、大きく変化しているところをイッメージを膨らませ、少し明るい部分を絵具を持って変化をつける。顎の部分は額、頬の部分にくらべ、少し沈んだ色を置いておく。
・眼の中の白目のところはあまり、目立たないように抑えておく。眼の中の血管等の効果を描く。(後で)また、小鼻の左右のサイズの違いを描く。豊齢線の方は明瞭に描くのでなく、雰囲気で、小じわがあるという程度のニュアンス。