異教の宿制作過程
H26年9月17日(二日目)
・第1図は前回の最終状況、第2図は今日の最終状態である。最初、今日の仕事は壁面のところを、少しオレンジ色を入れて、この場所にこのさ宇品の面白さを創出出来ないかと思っていた。少し打点を入れたところ、右側の樹木のだらっとした私特有の表現が以前として残っていて、この部分の改善を求められた。確かに、写実絵画というのを真っ向から否定している漫画的要素という形、重たさだったので、このところを描くことにした。
・このところについて、点々で描くよう指示がでたので、いつもの細かい打点を明るい部分と暗い部分にしていき、それがまぜあわせるところまで作業したが、一向に改善の兆しを見出せなかった。もっと大きな展というか、展を砂ぎ合わせれば、線となる。しんのくみあわせにより面になるという考え方を理解し、おおきめの点を引きずることから、小まめに細筆で自由に楽しく、黄を描くことに方針を大きく変化させることに成功したようだ。一応黄らしくみえて、重苦しい木から軽やかさが見出せるような高校性が出てきたようだ。この樹木にかなりの時間をつかったため、今日の作業はここまでとなった。壁の色付けは手づかなかった。
・前回のところで、メモにしていなかったが、各家の屋根の庇の影にはバーント系のいろにロイヤルブルーを混触して描いている。