異教の宿制作過程

H26年9月10日(一日目)

 ・この作品については、途中段階での巣や新を取らず、メモも取っていなかったので、大まかな注意展を残しておこうと思う。まずいつも通り、鉛筆でデッサンをして、これで油彩画に持っていけるかどうか判断する。私の嫌いな貴の表現が難しくなりそうである。

 ・第1図の鉛筆デッサンと第2図の油彩画では、大きく異なっているのが、右半分で鉛筆の方ではかなりの面積をとっている木か蔦か分からぬように資料からえがいているところである。第2図では一度、これに引っ張られてかなり難しい問題が発生していかの、草と木とに完全に分断した構図に変更した。その他思い出すホイントを箇条書きにしておく。

1.建物なので、透視画法がつかわれるが、今回は建物が平行にならんでいるという構図なので、そういう面白みは出せないでいる。今回の場合は、屋根の線が平行になっているかのチェックが必要。

2.
屋根瓦の縦線についてはかなり遠い右上に消失点がある透視画法を応用して右にいくほど、縦にたってくるように描く。参考写真を見ても確かにそうなっている。

3.瓦の波線もやはり、ここでは描くことにする。かなりせせこましい作品になってしまうが、描かないと、退屈な作品の上にさらにだめになってしまう。

4.瓦のなかで時々、ポイント的に黒でねけているかなような表現も行う。また、光が当たっている部分として白で縦に色を置く。平筆で色を置くと良い。また、新し瓦を濃いオレンジで入れ込むという工夫が必要。

5.建物上の中央のオレンジ部分のところは、両サイドの位置より奥にあるということを、上手く表現すること。

6.壁の左半分部分については、以前、石の建物を描いた要領で表現すること。石と石をつなぐ打点を多く入れ込む。

7.絵として魅力が今一つ出にくいのは、それぞれを真面目に描こうとすることで、退屈な絵になってきてしまうということ。これが一番の問題である。もっと、大胆な構図の選択、描くことのテクニックも創意工夫がオリジナル名もので必要だと思う。、


      

1 2 3 4