・今まで、レンブラントの赤の使い方が理解出来ていなかったことが今日最大の発見である。なぜ、この色をパレットにだしているかということの意味⇒鮮やかな色を出すために必要な色であった。この色に多少他の色を混ぜ、かなりこの紫ぽい微妙な色を出していくのだということの理解を深めた。
・紫n色で青を少し混ぜるとき、セルリアンブルーでなくコバルトブルーを選択しなければならない。セルリアンを使うと、ただただ、色が濁っていくことになる。
・陰のところは薄塗りでよいが、光を感じて白で強く表すところは、厚塗り、かつ輪郭から描くのでなく、中から白を厚みを持たせて周辺に広げていくこと。また、明確にシャープに花弁が隣のところとまったく比べることができないところは、その輪郭を明確にしていくことも必要である。明から暗に移り変わっていくところは真ん中から周辺に白でせめていく時の有効なテクニックの見せ場である。
・絵を習いに行き、最初にいわれることで大変重要なことがある。目を細めて対象物をみて全体の明暗を見るということである。以外とその事をしなくなっていく傾向に私の場合、顕著であった。資料と描いている作品を見比べると、全体的にどこが間違っているか、容易に判別できるものである。
・仕上げでは、このハイライトを上手く描くことが最大の問題であり、自分が思っている以上に強くいれた方が良いようだ。