薔薇2輪制作過程

H27年11月24日(3日目)、12月1日(4日目)

 ・第1図は前回の状態、第2図は第1図に、さらに手を加えた状態。第3図は11月24日の状態、第」4図は12月1日での状態。まず、描き直しながら資料との違いをチェックを多くすること。この花では花びらが多いので、少々うっとおしい漢字なり、花がゴム状の質感にしか見えないということに成りがちなのを注意して描く。

 ・ある程度形状をこれでいこうという決意を持ったところで、色彩に目を向け始める。当然、資料を見ながら描いてきた訳だから、かなり近い色を無意識にしても使って、なんとなくはそれらしい色が自分の中では描いたつもりである。色彩の間違いに気がついていない。


 ・今まで、レンブラントの赤の使い方が理解出来ていなかったことが今日最大の発見である。なぜ、この色をパレットにだしているかということの意味⇒鮮やかな色を出すために必要な色であった。この色に多少他の色を混ぜ、かなりこの紫ぽい微妙な色を出していくのだということの理解を深めた。
 ・紫n色で青を少し混ぜるとき、セルリアンブルーでなくコバルトブルーを選択しなければならない。セルリアンを使うと、ただただ、色が濁っていくことになる。

 ・陰のところは薄塗りでよいが、光を感じて白で強く表すところは、厚塗り、かつ輪郭から描くのでなく、中から白を厚みを持たせて周辺に広げていくこと。また、明確にシャープに花弁が隣のところとまったく比べることができないところは、その輪郭を明確にしていくことも必要である。明から暗に移り変わっていくところは真ん中から周辺に白でせめていく時の有効なテクニックの見せ場である。

 ・絵を習いに行き、最初にいわれることで大変重要なことがある。目を細めて対象物をみて全体の明暗を見るということである。以外とその事をしなくなっていく傾向に私の場合、顕著であった。資料と描いている作品を見比べると、全体的にどこが間違っているか、容易に判別できるものである。

 ・仕上げでは、このハイライトを上手く描くことが最大の問題であり、自分が思っている以上に強くいれた方が良いようだ。



  


 


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