スペイン風景1(F4号仮題:異国の木)制作過程
H26年5月3日(プラス一日目)
・第1図の状態になるまで、かなりに数が経っている。今回から、勉強のため、制作過程を残しておこうとするものである。第3図は、この油絵を描くにあたっての下絵作品(参考)。
・第3図と第1図を見比べてみると、建物の入り口を書き加えている。デッサンは参考写真をもとに描いたものであり、入り口は他のところにあったのであろうと思う。油絵いしていく際に建物がシンプル過ぎて間が持たない感じがして入口を描きたすことにした。建物の左側の樹木については、初め参考写真をもとに描いていたが、いつもの私のいらないものを数多く描いていたのを、先生が描い直した。これで、私の個性ある樹木はなくなり、絵はよくなったが、今後に問題ありの状態。
・第2図は今日の最後の制作終了時点での作品である。この前に、枯れたリンゴの木の影と建物と木の間の草原にかなりの時間を費やしたが」、あまり効果な出ていない状況。この時の写真を撮っておくべきであったと公開する。以後は少し多めに段階写真を撮っていくようにしよう。
・制作中に、まず木の影を第3図をもとに単純に太い1本線で描いていたが、そうでなく、絵だの影も幾何学的に考えて、草原に複雑な影を描くようにとのことであったので、第1図の状況の影にかなり曲がりくねった曲線を何本も描くにに全勢力を傾けた。次に指摘されたのは、暗いなといういとこと?草原が暗いということかとおもい、草原延滞を細筆で、少し明暗を資料に基づき描きこんでみた。第2図で中間部の草原にその気配は残っている。
・もうあまり時間的に余裕がない時間帯に、木の影を見てもらう。結果、木の影は全体的に簿槍と草原に描き枝から漏れくる光をあとから抜き出すことが良いとのこと。それと、画面手前は鉄則、明るくして遠近を明確にするべきということ。この時の草色は、カドミィウムグリーンペールにバーントシェナを混色したいろを、豚下に細工氏ら筆で点々と置くような筆使いで、あるリズムで草原らしい、草らしいニュアンスで描いた。この点は勉強になった。
・筆の細工は豚毛にカッターナイフで切り込みを少しいれたものと推察する。