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寺島龍一 「ひじをついた裸婦」 P12号


























 作家名   寺島龍一
 タイトル   ひじをついた裸婦
 技法   キャンバスに油彩
 サイズ   P12号 縦60.6×横45.5cm
 額サイズ   縦75.0×横60.0cm
 サイン   作品右下にサイン 裏にタイトル・サイン。裏枠にギャラリーためながシール(画像参照)
 状態   作品の状態は、良好です。額装の状態も、概ね良好です。箱有り、黄袋有り
 略歴


寺島龍一 てらしまりゅういち Ryuichi Terashima

1918年 (大正7)年4月27日東京築地に生まれる。
    千葉県九十九里で幼少期を過ごし、栃木県立宇都宮中学校(現栃木県立宇都宮高等学校)を
    卒業後、川端画学校に学ぶ。
1938年 (昭和13)年東京美術学校に入学、小林萬吾教室に学び、ついで寺内萬治郎に師事した。
    人物画をよくする。在学中、
1941年 第4回新文展に「父の像」が入選。
1942年 第29回光風会展に「部屋にて」が入選。
1946年 第1回日展に入選、
1957年 「N氏像」が第13回日展特選、同年光風会でも会員となり、以後は日展と光風会を活躍の場とする。
1960年 から一年半滞欧し、シエナ派の絵画から線描表現や幻想性を、またジャコメッティの作品から人体
    と空間の表現方法を学んでいる。帰国後は舞妓をはじめとする女性像をよく描き、その一方で、前景
    に女性を配してスペインやイタリアの風景と組み合わせた構図を作り上げた。
1976年 以降14回渡欧、特にアンダルシア地方の風景を好んだ。油彩画のほかに児童書や事典に挿絵を描く。
    筑波大学教授を辞任
1969年 産経児童出版文化賞を受賞。
1977年 東京新聞連載小説「愛しい女」(三浦哲郎作)の挿絵を担当する。
1978年 筑波大学教授となるが、翌年辞している。
1980年 日動サロンで個展を開催。
1983年 日動サロンで個展を開催。
1991年 紺綬褒章受章、
1992年「アンダルシアの宴」で日展内閣総理大臣賞を、
1996年 アンダルシア賛」で日本芸術院賞・恩賜賞を受賞。
1998年 日本芸術院会員。
1999年 日展顧問、
2000年 光風会理事長となる。
2001年 10月26日午後7時17分、肺炎のため東京都港区の病院で死去した。享年83。本名は寺嶋龍一。

日展理事、顧問。光風会理事長。辻永記念賞。国立近代美術館買上。

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