★鈴木 亜夫(すずき つぐお)
工学博士:鈴木幾弥太氏のもとに生まれ育ち、白馬会葵橋洋画研究所に通い
洋画の基礎を学びます。
その後二科展に入選、そして東京美術学校西洋科に入学し藤島武二、
石井柏亭両巨匠に師事し腕を磨きました。
そして、1930年協会創立会員、独立美術協会創立会員として活躍し、
戦時中は戦争記録画を制作されました。
1966年からは渡欧し、さらに画伯の画業の幅を広げ、1984年90歳で人生を
全うするまで素晴らしい作品を残しました。
【略 歴】
1894年 大阪生まれ
父は工学博士:鈴木幾弥太
1912年 白馬会葵橋洋画研究所に通う
1916年 東京美術学校に西洋画科に入学、藤島武二、石井柏亭に師事
1917年 二科会展に初入選
1921年 東京美術学校西洋科卒業
研究所に進級
中央美術展で受賞
1928年 二科会会友
1929年 1930年協会創立会員
1930年 独立美術協会創立会員
1931年 独立展に出品、以後連続出品
1944年 戦争記録画を制作、ビルマに赴く
1966年〜1967年 渡欧
1976年 熊本・福岡・東京で個展開催
1982年 銀座・ギャラリーミキモトで回顧展開催
1984年 東京で逝去。享年90歳
★主な収蔵美術館:東京国立近代美術館、神奈川県立近代美術館など
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