澤田文一(サワダ フミカズ)
「孤高の画家、魂の画家、画界のドフトエフスキー」と称される
1949年 札幌生まれ。
1974年 二紀会入選、フランス美術賞展入選。
1975年 第一回ブロードウェイ新人展入選
1976年 第二回ブロードウェイ新人展奨励賞
1977年 第三回ブロードウェイ新人展新人賞第2席、同ギャラリーと契約
1978年 〜79年 新鋭10人展(横浜高島屋、シブヤ西武)、異色三人展(西武池袋店)出品
澤田文一素描展(松坂屋名古屋本店)
1980年 小川正隆推薦「冬の時代」個展、秋山庄太郎推薦「魂の独白」個展
1981年 〜82年 人物画三人展(横浜高島屋)出品
第一・二回エコール・ド・TOKYO展招待出品。「魂の独白」展
1983年 個展(松坂屋本店、西武池袋店、高島屋横浜店、他)
1995年 - 黙示録 - 何処へ - 耕人 - 澤田文一展(ブロードウェイギャラリー)
2000年 月刊美術7月 人間を描く特集にて、麻生三郎、平野遼、鴨井玲、澤田文一ら、高い評価絵
を得る
2012年 「画界のドフトエフスキー 澤田文一展」(銀座フォレストミニ)
「藤崎孝敏、澤田文一展」(三島パサディナ美術館)
◆貧しく暮らす弱い立場の人たちを直視した荒いタッチの厳しい作品から、やわらかな筆遣いで女性や母子を描いた。美しい作品まで、多様な表現を用いているが、そこには、キリスト教的な慈愛が一貫してあふれている。
1980年代に活躍した後、長らく消息が途絶えていましたが、2012年に20年ぶりの個展を開催し話題となった。
|