1902年、神奈川県生まれ。洋画家。東京美術学校(現東京芸大)在学中にフランス
に渡る。 帰国後は二科会に所属、独特の作風で注目を集める。
1950年に渡米し、ニューヨークに居を移す。日本の伝統美に基づく具象、抽象の様式
を超えた油彩作品を精力的に制作。「幽玄主義(ユーゲニズム)」と呼ばれる絵画作品
で高く評価され、国際展に多数出品。日米両国で活躍。
代表作品に「シルク」(47年)「決」(56年)「矢」(56年)「元禄」(58年)
「夕顔」(62年)「井筒」(66年)など。1982年、79歳で歿。
ホイットニー美術館、ボストン美術館、コロンビアミュージアムほか全米各地、
及び日本各地の美術館に作品収蔵。
|