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岡田謙三 「花を持つ少女」 P6号














 作家名   岡田謙三
 タイトル   花を持つ少女
 技法   キャンバスに油彩
 サイズ   P6号 
 額サイズ   40×26.5cm
 サイン   画面左上にサイン
 状態   東洋的なユーゲニズム(幽玄主義)の画風で国際的評価を得た巨匠・岡田謙三
  画伯(物故)の希少な肉筆の油絵作品。花を手にした少女像です。
  洗練された叙情的な作風で注目された、
  渡米(1950年)前・二科会に所属していた頃の作品と思われます。
  キャンバスに油絵の具で描いてあります。
  画面左上にサインがあります。キャンバスに僅かな波打ち・縁に額スレがみられ
  ますが、当時のものとしては状態はおおむね良好。
  和紙でまわりをコーティングした、当時の木製専用額縁入り。額縁全体に補修跡
  などがみられますが、もちろんこのまま飾って楽しむことが出来ます。
  額縁にもともと裏板は付いておりません。
  ※タイトル不詳のため、上記のタイトルといたしました。
 略歴


1902年、神奈川県生まれ。洋画家。東京美術学校(現東京芸大)在学中にフランス
に渡る。  帰国後は二科会に所属、独特の作風で注目を集める。
1950年に渡米し、ニューヨークに居を移す。日本の伝統美に基づく具象、抽象の様式
を超えた油彩作品を精力的に制作。「幽玄主義(ユーゲニズム)」と呼ばれる絵画作品
で高く評価され、国際展に多数出品。日米両国で活躍。

  代表作品に「シルク」(47年)「決」(56年)「矢」(56年)「元禄」(58年)
  「夕顔」(62年)「井筒」(66年)など。1982年、79歳で歿。
  ホイットニー美術館、ボストン美術館、コロンビアミュージアムほか全米各地、
  及び日本各地の美術館に作品収蔵。

 

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