1927年 8月23日京都市で生まれる。
1944年 京都市立美術工芸学校絵画科を修了し東京美術学校日本画科に入学。のち同校を卒業した
1949年 第2回創造美術展に初入選、以後新制作展、創画展と出品を続ける。
1953年 第17回新制作展を皮切りに57、59、60年と新作家賞を受賞して61年新制作協会日本画部
会員となる。
1967年 法隆寺金堂壁画模写に従事。
1982年 〜1991年まで筑波大学芸術学系(日本画)教授をつとめる。
1999年 11月25日、肝臓がんのため千葉県市川市の病院で死去した。享年72。
花鳥画を得意とし、繊細な描写力を基礎に清冽な色彩感あふれる画風に特色があり、安定した制作ぶりを示すと同時に、個展においては77年屏風作品展(銀座松屋)、80年花鳥12ヶ月展(銀座・内山画廊)など意欲的な発表を行った。
77年画集『西村昭二郎集』(ふたば書房)刊行、83年には「雪はな鴛鴦」(前年第9回創画展出品)が文化庁買上げとなっている。
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