略歴 |
1902年 1月15日大阪市西区土佐堀に生まれる。本名菊代。幼時、芦屋に移り、
1920年 大阪府立大手前高等女学校を卒業、一時小出楢重に絵の手ほどぎを受ける。
1927年 上京、安井曽太郎に師事。また同年、彫刻家の仲田定之助と結婚。
1928年 第15回二科展に初入選、1936年の第23回展まで毎回出品。
1937年 一水会が創立されると、その第一回展から出品、
1942年 第6回展では、岡田賞を受賞。
1946年 一水会会員となり、また同年開催の第1回現代日本美術展にも出品した。
1964年 新樹会会員となった。
1984年 伊東市の池田二十世紀美術館で回顧展「仲田好江の世界」展が開催された。
水彩画をおもわせる薄塗りのマチエールで、身辺の静物をモチーフにナイーヴな叙情性をただよ
わせる作品を多くのこした。
1994年 第56回一水会展に「山桃のある静物」が最後の出品となった。
1995年 4月11日死去。93歳。
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