<その12>に戻る


中村宗弘 「冬聲」 P20号




































  美術評論家・中村渓男の子。文化勲章を受章した日本画家である祖父・中村岳陵に絵を習い、 
 のちに東山魁夷に師事した。
 1968年春の日春展に初入選、秋の日展で特選となった。その後も日展を中心に活躍し、
 現在は日展会友。
 四季の風景をモチーフとした日本画を得意とする。日本の四季、自然に焦点を当て、
 主に京都、信州、八ヶ岳、上高地といった地域を取材[1]。 2015年日蓮とのゆかり
 がある大田区池上の本行寺で客殿が新築され、描き下ろした壁画「清宵(せい・しょう)」
 を奉納した。作品は高さ2・1メートル、幅5・8メートルで、約5カ月を費やして完成
 させた。(朝日新聞2015年12月8日記事より)

 (主な受賞歴)

 第3回日春展 日春賞(1968年)
 第11回日展(いわゆる「新日展」) 特選・白寿賞(1968年)
 第4回日春展 奨励賞(1969年)
 第1回日展(いわゆる「改組日展」) 外務省買上げ(1969年)
 第6回日春展 日春賞(1971年)

 (作品収蔵先)

  京セラ美術館、古川美術館 など



   
 作家名   中村宗弘 
 タイトル   冬聲
 技法   紙本・岩彩
 サイズ   P20号
 額サイズ   71.8x91.6cm
 サイン   画面右下に落款・印章。 額縁裏面に共シール  
 状態   作品・額装ともに、状態は良好です。黄袋・茶挿箱付き。
 略歴


昭和25年(1950) 神奈川県逗子市に生まれる。
昭和40年(1965) 祖父中村岳陵に師事。
昭和43年(1968) 日春展日春賞受。日展特選・白寿賞受賞。
昭和44年(1969) 日春展奨励賞受賞。日展外務省買上げ。
昭和48年(1973) 慶應義塾大学文学部東洋史学科を卒業。
昭和51年(1976) 日展会友に推挙される。
平成元年(1989) ワシントン・スミソニアンにて講演。
平成 7年(1995) 阪神大震災チャリティー絵画展を主催。


 評価
 発送


Yahoo!かんたん決済がご利用いただけます