<その9>に戻る


黒田重太郎 「残照山西戦役回想」F30号
































   
 作家名  黒田重太郎  
 タイトル  残照山西戦役回想
 技法  キャンバスに油彩
 サイズ  F30号
 額サイズ  116.5x98.8p
 サイン  右下隅に、直筆サイン・題名。作品裏に、共シール。
 状態  作品の状態は、概ね良好です。額装は、保護ガラス/裏蓋のない仕様で、古い造りのものです。
 黄袋・段ボール箱付き。
 昭和19年平安神宮御鎮座50年平安遷都1150年奉祝京都市美術展出品作品
 略歴


1887年 滋賀県出身
1903年 慶応大学中退
1904年 鹿子木孟郎に師事
1905年 浅井忠に師事
1910年 土田麦僊らと黒猫会(翌年仮面会と改称)の結成に参加
1912年 文展初入選
1914年 二科会に出品
1916年 渡欧(〜18年)パリでグランド・ショミエールに学び、印象派絵画に感化
1919年 二科展二科賞受賞。二科会友に推挙
1920年 「セザンヌ以降」刊行(日本美術院)
1921年 再度渡欧(〜23年、麦僊・竹喬ら同行)
    アカデミー・モンパルナスでアンドレ・ロートに師事
    ロジェ・ビッシエールに学ぶ
1923年 二科会員に推挙(以降43年まで毎年出品)
1924年 鍋井克之、小出楢重らと信濃橋洋画研究所を開設して後進を指導
1931年 兵庫県美術展審査員に就任
1935年 個展開催(大阪・野村ビル)
    京都市美術展委員に就任
1936年 個展開催(東京・日動画廊)
1937年 個展開催(銀座・三味堂、名古屋・丸善)
    京都美術倶楽部創立、理事に就任
1938年 個展開催(大阪・阪急百貨店、〜42年)
1939年 個展開催(福岡・岩田屋)
1943年 鍋井克之、中川紀元らと二科会脱会
    京都洋画連盟発足し委員に就任
1947年 熊谷守一、鍋井克之、宮本三郎らと二紀会を創立
1950年 京都市立美術大学教授に就任
1951年 個展開催(梅田画廊、同53、62、63、64年)
1963年 京都市立美術大学名誉教授
1964年 紺綬褒章授章
1967年 二紀会名誉会員
1968年 「信濃町洋画研究所・4巨匠展」開催(滴翠美術館)
1969年 日本芸術院恩賜賞授与。勲三等瑞宝章叙勲
1970年 没(享年82歳)

1971年 遺作展開催(京都市美術館)

所蔵/東京国立近代美術館、京都国立近代美術館、京都市美術館、玉川近代美術館、福岡市美術館、
   東京都現代美術館、芦屋市立美術博物館、他

 評価  
 発送