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絹谷幸二 「日月湖上富士」 F0号














  
 作家名  絹谷幸二 
 タイトル  日月湖上富士
 技法  キャンバスに複数の顔料と金箔をたっぷり使って描いたミクスドメディア作品
 サイズ  F0号 14×18p
 額サイズ  40.5×45p
 サイン  画面左下にサインがあります。作品の状態は良好。キャンバス裏側にタイトルと作者名等が記してあり、
 額縁裏側にくり抜いてある穴(透明アクリル板付き)を通して、裏書を直接みることができるように
 なっています。
 状態  作品の状態は良好。作品が引き立つ「浅尾佛雲堂」製の木製高級額縁入り。
 額縁所々に僅かなスレ・アタリがみられますが、もちろんこのまま飾って楽しむことが出来ます。
 作品には全く問題ありません。黄袋と布クロス張りの保管箱が付いています。
 略歴


1943年 奈良県出身
1966年 東京芸術大学美術学部油絵科卒業。 大橋賞受賞
    独立展初出品、独立賞受賞(同67年)。 受賞作を文部省主宰現代美術選抜展出品
1968年 東京芸術大学大学院壁画科修了
    同大学副手となる(〜70年)。 独立美術協会会員に推挙
1970年 個展開催(銀座資生堂ギャラリー)。 新樹会展出品(同〜73年)
1971年 新鋭選抜展優秀賞受賞
    イタリア留学(〜73年)。 ヴェネツィア・アカデミー入学。
    ブルーノ・サエッティ教授のもとアフレスコ古典画法研究
    べビラ・アックア・ラ・マーザ財団主催展マーザ賞受賞。 ベニス近代美術館買上。
1972年 個展開催(ミラノ/スコットランドハウス)。 国際形象展出品(以後毎年)
1973年 個展開催(ヴェネツィア/カバリーノ画廊、ベニス市立美術館)
    文化庁よりローマ中央修復研究所に派遣され壁画保存の研究
    高松塚保存対策委員として入室調査。 滞欧作品展開催(彩壷堂)
1974年 安井賞受賞「アンセルモ氏の肖像」
1975年 個展開催(東京セントラル絵画館、伽藍洞ギャラリー)
1977年 個展(大阪ギャラリー風、ワールド・アート・サロン)
    文化庁昭和52年度芸術家在外研修員に選ばれ渡欧。 文化庁優秀美術作品買上
1978年 イタリア・マニフェスト展マニフェスト賞受賞(ヴェネツィア)
1979年 滞欧作品展開催(西武池袋)。 個展開催(銀座・大阪日動画廊)
    奥谷博、芝田米三らと11名と十果会結成(以後出品)
1980年 五都展(以後毎年出品)
1981年 個展開催(銀座フジヰ画廊)
1982年 自選展開催(フジヰ画廊)
1983年 明日への展望展美術文化振興協会賞受賞
1984年 画集刊行「絹谷幸二」(講談社)。 個展開催(岡山天満屋)
1985年 個展開催(上野松坂屋、日本橋高島屋巡回)。 日本青年画家展優秀賞受賞
1986年 個展開催(広島天満屋、蔵岡洞画廊)。 愛知県一宮市立博物館壁画制作
    画集刊行「躍動する生命感・絹谷幸二」
1987年 日本芸術大賞受賞。 個展開催(名古屋松坂屋本店、静岡、松坂屋巡回)
    日本青年画家展優秀賞受賞。 東京国際映画祭のポスター制作
    武蔵野美術大学教授を辞任、東京芸術大学講師に就任(現在は教授)
1988年 個展開催(池袋西武、銀座新生堂、パリ日動画廊、蔵丘洞画廊、他)
    広島現代美術館の依頼により『MAYUMI』制作
1989年 毎日芸術賞受賞。 画集刊行「絹谷幸二画集」(求龍堂)
1990年 個展開催(伊勢丹美術館、ドイツ、ソウル、ベニス他)
    東京芸術劇場の天井画「天・地・人」制作
1991年 個展開催(日本橋高島屋、大阪高島屋、京都四条高島屋、横浜高島屋)
    茨城県法院に壁画「転依」制作
1992年 個展開催(松坂屋本店)
1993年 東京芸術大学美術学部教授に就任
    個展開催「パブリックスクールの子供と共同制作展」(ニューヨーク高島屋)
    安井賞展選考委員
1994年 個展開催(オランダ/アムステルダム・ギャラリーブローマンス)
1995年 阪神大震災へのレクイエム「愛する者たちへ・希望」制作(世田谷文学館ロビー)
1996年 個展開催(三越巡回、いよてつそごう、松坂屋巡回)
1997年 長野冬季オリンピック公式ポスター7種競技別ポスター原画担当
    個展開催(新潟市美術館、茨城県つくば美術館、ニューヨーク)
    文部省大学設置分科会専門委員(〜00年)
1998年 個展開催(日本橋高島屋、大阪、京都他巡回)
    奈良市立なら100年会館に壁画「日月大和麗し」制作
    文部省大学設置分科会専門委員に就任
    奈良・キトラ古墳の学術調査団団員となる(〜01年)
1999年 個展開催(東京アートフェア、岡崎画廊、天満屋福岡店・広島店)
    宮日総合美術展選考委員。 世田谷区民絵画展選考委員
2000年 個展開催(福光美術館)。 公開製作併催「絹谷幸二展」(宮崎美術館)
2001年 日本芸術院賞受賞。 日本芸術院会員に任命
2002年 個展開催(日本橋三越、鶴屋百貨店、高島屋、他)
    上野の森美術館大賞選考委員
2003年 個展開催(世田谷美術館、銀座松屋、高島屋巡回)
    画文集「風の道 仏の道」刊行(日本放送出版協会)
2004年 みなとみらい線新横浜駅に巨大壁画制作
    画集刊行「絹谷幸二画文集2」(求龍堂)
    日本経済新聞にて「絵空事の力・十選」連載
    そごう広島店開店30周年記念「絹谷幸二新作展」開催
2005年 個展開催(東急本店、名古屋松坂屋本店、銀座松坂屋)
2006年 個展開催(全国三越巡回)
2006年 画集刊行「絹谷幸二全作品集」(ビジョン企画社)
2008年 渋谷駅に壁画「きらきら渋谷」制作
2008年 個展開催(全国高島屋巡回)
2009年 絹谷幸二賞が創設(毎日新聞主催)
2010年 東京芸術大学名誉教授を授与。2010年 大阪芸術大学教授に就任
2014年 文化功労者に顕彰される
2015年 第66回日本放送協会 放送文化賞受賞
現在 文化功労者、日本芸術院会員、独立美術協会会員、東京芸術大学名誉教授

出典:「洋画家 絹谷幸二 公式サイト KOJI KINUTANI」より
★主な所蔵先:東京国立近代美術館、東京都現代美術館、世田谷美術館、池田20世紀美術館、奈良県立美術館、佐久市立近代美術館、富山県立近代美術館、新潟市美術館、広島市現代美術館、福岡市美術館、福井県立美術館、徳島県立近代美術館、宮崎県立近代美術館、北海道立近代美術館、熊本県立美術館、東京芸術大学美術館、東京都芸術劇場、ベニス近代美術館、パリ造幣局、他

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