略歴 |
木村忠太 キムラ, チュウタ
1917年 2月25日香川県高松市に生まれる。
1930年 香川県立工芸学校に入学するが病気のため中退する。
1936年 画家を志して上京し洋画研究所に通う。
1937年 独立展に初入選。
1942年 独立賞受賞。
1943年 高畠達四郎の推薦により帝国美術学校本科に入学。
1948年 独立美術協会会員となる。
1953年 渡仏し、以後パリに定住する。
1955年 コタボやフサロらと共に具象画の新鋭としてフランスの画界にデビューし、鮮やかな色彩と即興的
な筆致で東洋的油彩画として注目される。
1966年 日本で初めての個展を開き好評を博す。
1969年 サロン・ドートンヌ出品作「ル・クロ・サンピエールの家」がパリ国立近代美術館買上げとなり、
1970年 サロン・ドートンヌ会員となった。パリを中心にニューヨーク、スイスの主要都市、東京などで
個展を開催。
1975年 『木村忠太画集』(日動出版)が出版された。
1983年 フランス政府よりシュヴァリエ・ド・ロルドル・デ・アール・エ・デ・レトル勲章が贈られた。
1987年 7月3日午前3時(日本時間同日午前10時)、肝硬変のためパリのサンタントワーヌ病院で
死去した。享年70才。
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