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加山又造 「ガウンの女(裸婦」 6号














   
 作家名  加山又造
 タイトル  ガウンの女(裸婦)
 技法  銅版画(アクアチント ドライポイント)
 サイズ  6号 23.2×40.9cm(マット内サイズ)
 額サイズ  51.5×69.1cm
 サイン  作品下部マージンに作者の落款、エディションNo.あり52/95
 状態  作品状態、キズ、ヨゴレ等 ほんの少しのヤケ、ヨゴレが見られます。
 本品は、長い間しまわれていた作品ですので、保存状態の非常に良い作品です。
 略歴


【加山 又造(かやま またぞう)】
1927年9月24日 - 2004年4月6日)
日本画家、版画家
日本画の伝統的な様式美を現代的な感覚で表現した
1927年 京都府に西陣織の図案家の子として生まれる
(祖父は画家・田辺玉田、父は西陣織の衣装図案家・加山勝也)
【年譜】
1926年 京都市に生まれる。父は西陣の染色図案家、祖父は四條・丸山派の絵師。
1940年 京都市立美術工芸学校絵画科に入学する。
1944年 京都市立美術工芸学校日本画科修了
    東京美術学校(現東京藝術大学)日本画科に入学する。
1949年 東京美術学校(現・東京芸術大学)卒業。山本丘人に師事。創造美術展に初出品。
1950年 第2回春季創造展に《動物園》《自画像》が初入選し、研究会賞を受賞する。
1951年 第1回新制作協会日本画部新作家賞(「原始時代」が受賞)
    この年から数年間、動物をモチーフとする作品を発表
1953年 第3回新制作協会日本画部新作家賞
1954年 第4回新制作協会日本画部新作家賞、長男・哲也(陶芸家)が生まれる
1954年 新制作協会の7人の画家達とグループ「ひこばゆ」を結成する。
1955年 第5回新制作協会日本画部新作家賞、銀座・養清堂画廊にて初個展
1956年 新制作協会日本画部(現創画会)会員
1957年 第4回日本国際美術展で佳作
1958年 第2回グッゲンハイム賞国際美術展で「飛翔」が特別褒状を受ける
1959年 石本正、横山操とともに「轟会」を結成
1960年 横浜市鶴見区の自宅にアトリエをおく
1961年 ニューヨークのジャネット・ネスラー画廊で個展を開催
1964年 多摩美術大学非常勤講師となる
1965年 琳派風の装飾屏風の制作を開始。次いで水墨画、裸婦を発表、この年より古画に倣った工芸
    手法の装飾風絵画の制作を開始
1966年 多摩美術大学日本画科教授に就任(〜1973、1977〜1988)
1968年 日航ボーイングLR機の機内壁面画「銀河の図」を完成
1972年 轟会第13回展にて初めて発表した裸婦図「波斯猫」が話題を呼ぶ
1973年 第5回日本芸術大賞受賞(新潮文芸振興会)
    横山操死去。多摩美術大学教授を辞任する。
1974年 「中央公論」表紙絵を制作(〜1980)
1975年 「加山又造展」(日本経済新聞社主催)が西武百貨店渋谷店で開催
1978年 東京国立近代美術館から依頼された紙本壁画《雪》《月》《花》を完成
1979年 芸術選奨文部大臣賞
1980年 《月光波濤》で第30回芸術選奨文部大臣賞受賞
1982年 第1回美術文化振興協会賞受賞(美術文化振興協会)
1984年 身延山久遠寺本堂の天井画《墨龍》と襖絵を完成
    「加山又造天井画展」(身延山久遠寺、読売新聞社主催)開催
1988年 東京芸術大学美術学部教授に就任(〜1995)
    「加山又造屏風絵展」(日本経済新聞社主催)が東京、京都、横浜、大阪の高島屋で開催
1989年 国際花と緑の博覧会記念メダルの基礎デザイン制作
1990年 世界の著名アーティストの手による「BMWアートカー」シリーズの第9作目を完成
    北京の中央美術学院より名誉教授の称号を授与
    BMW社から依頼されたアート・カーが展示される。
1992年 日本中国文化交流協会常任理事に就任。新東京国際航空に陶板壁画「日月四季」完成
1993年 「日本 加山又造美術作品精選展」が北京・中国美術館、上海美術館で開催
    「中国巡回帰国記念 加山又造展」(日本経済新聞社主催)が東京、京都、横浜、大阪の高島屋
    で開催
1994年 「加山又造屏風絵展」が東京、福岡、心斎橋、京都の大丸で開催
    第43回神奈川文化賞芸術の部門受賞
1995年 東京藝術大学美術学部日本画科教授を定年退官し名誉教授となる。
    「KAYAMA MATAZO:NEW TRIUMPHS FOR OLD TRADITIONS」がロンドンの大英
    博物館日本ギャラリーで開催
    「加山又造展−版画と屏風による−1953〜1996」が松山、神戸、東京で開催
    日本橋・壺中居にて「今泉今右衛門・加山又造合作陶芸展」開催
    東京芸術大学教授を退官、名誉教授となる
1996年 大英博物館日本ギャラリーで「加山又造展」が開催される。
1997年 文化功労者として顕彰される
    英国航空の機体尾翼などのデザイン原画《濤と鶴》を制作
    京都臨済宗大本山天竜寺の法堂の天井画「雲龍」制作
1998年 東京国立近代美術館にて「やまと絵の心 加山又造展」開催
1999年 井上靖文化賞受賞
2003年 文化勲章を受章
2004年 4月6日逝去 。享年76歳。


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