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瓜南直子 「夏の庵」 変形4号


























石川県穴水町に生まれ、2歳のときに家族とともに東京へ移り、東京芸術大学に学んだ。
1980年、東京芸術大学美術学部工芸科(鍛金専攻)卒業。
30代以降は鎌倉市に定住し、有元利夫の影響を受けて日本画を基調とした絵画の制作を行なうようになった。
瓜南は芥川賞作家の藤沢周、詩人の城戸朱理、文芸評論家の富岡幸一郎など地元鎌倉の文化人などと交流し
2012年1月に死去した日本画家の小泉淳作からは画材を遺贈されていた。
上田篤を理事長とするNPO法人である「観○光(かんひかり)」の会員でもあった。
瓜南は、漬け物づくりや料理を趣味とし、自ら「漬物道楽」と称していた。 


 作家名  瓜南 直子(かなん なおこ)
 タイトル  夏の庵
 技法  パネルに貼付した麻布に岩絵具ほか
 サイズ  変形4号 19×33.3cm
 額サイズ  39.3×53.4cm
 サイン  画面左下に印。作品裏面、額縁裏に共シール
 状態  作品は良好。額所々軽いスレあり。黄袋・さし箱
 略歴


1955 石川県鳳至群穴水町に生まれる
1980年 東京芸術大学美術学部工芸科鍛金専攻卒
1990年 初個展
1993年 ヴェガの会(渋谷西武〜1994年)、菟の会(森田画廊〜1998年)
1996年 二人展「游神記」《伴清一郎/瓜南直子》(川上画廊)、エミナンス展(〜1997年)
1998年 なにわ会(梅田近代美術館〜2000年)
2000年 個展「仮名絵草子」(柴田悦子画廊)
    『月刊美術』誌上にて《寝目物語》12カ月連載(絵と文)
2001年 安田火災美術財団選抜奨励展
    個展「寝目物語」同画文集刊行【ギャラリーミリュウ】
2002年 個展「けものへん」(柴田悦子画廊)
2003年 個展「けものへん PartU」(柴田悦子画廊)
2004年 個展「説話の杜」(大阪高島屋)
2005年 二人展「今昔物語」(柴田悦子画廊)
2008年 二人展「今昔物語 PartU」(柴田悦子画廊)
2009年 「ざ・てわざ」展(日本橋三越)
2010年 個展「仮名絵草子」(横浜、岡山、大阪高島屋)
2011年 「ART EXPO 2011 観〇光展」(泉涌寺/京都)
2012年 「美術作家による震災児支援、3.11きずな展チャリティーオークション」(日本橋高島屋他)
2012年 6月4日 逝去


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