<その3>に戻る


伊藤清永「粧い」10号(円形8号)











★特別出品★伊藤清永 油彩8号 美術館級名画 ルノアールの輝き!

◆本作は、伊藤清永の特徴が十二分に発揮された渾身の一枚であり、まったく非の打ち所のない
 婦人画の最高傑作です。伊藤清永が、日本美術史に偉大な足跡を残した画家ということが一目
 瞭然の名画です。
 繊細な色線を無数に重ねて描き出す画伯特有の表現技法の精度はもはや頂点を極め、少女の
 表情も着衣も絹糸のように織り込まれた線描で豊麗優美に表現され、恐らく数十万円は下らない
 と思われる豪華絢爛な装飾の施された額縁と一体となって、圧倒的な存在感で見る者に迫って
 きます。
 まさに美術館級の名画といっても過言ではなく、見れば見るほど惹きつけられる不思議な魅力を
 秘めています。


 作家名   伊藤 清永
 タイトル   粧い
 技法   オリジナル キャンバスに油彩
 サイズ   10号(円形8号) 額装サイズ: 68x61.6p
 サイン   画面右横下にサイン。本作は10号サイズのキャンバスに描かれていますが、円窓カバー
  を施してあり、その関係なのかサインもダブルサインになっていて着衣側のサインは
  上塗りして隠されています。(3枚目画像参照) 
 状態   作品の状態は、黒絵具部分に、縮みがあります(他は良好です)。 
  額装の状態は、良好です。 黄袋・段ボール箱付属。 
 略歴


1911年 兵庫県に生まれる。
1928年 本郷研究所にて岡田三郎助に師事。
1931年 槐樹杜展で「祐天寺風景」が入選。
1933年 第14回帝展に「朝の路次」うを出品し初入選。
1934年 第15回帝展に「秋光」を出品。
1935年 東京美術学校油絵科卒業。
1936年 文展に「磯人」を出品し特選受賞。
1947年 第3回日展で「I夫人像」が特選受賞。
1948年 第4回日展で「室内」が特選受賞。
1953年 伊藤絵画研究所を創建する。
1976年 第8回改組日展に「曙光」を出品し内閣総理大臣賞受賞。
1977年 「曙光」で日本芸術院恩賜賞受賞。日展理事となる。
1984年 釋尊伝四部作大壁画を制作。
1991年 文化功労者に顕彰される。日展顧問となる。
1996年 文化勲章受章。
2001年 死去。享年90歳。

 評価  美術年鑑評価では、1号あたり120万円ですので、10号=1,200万円となります。
 発送  入金確認後、クロネコヤマトまたは佐川急便の着払いで発送いたします