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伊東深水 「梅」 S15号


























   
 作家名  伊東深水 
 タイトル  梅
 技法  紙本・墨彩
 サイズ  S15号 65x62p
 額サイズ  88x85p
 サイン  画面右中央に落款。額裏に浜田台児鑑定シールあり。 
 状態  作品の状態は、良好です。額装には釘補修・裏金具一箇所欠け(中落ち)など、経年感があります。
 略歴


伊東 深水 (いとう しんすい) 本名:一(はじめ)

1898年 東京都深川出身
1910年 速水御舟の『小春』に感銘を受け、日本画家の道を志す
1911年 結城素明の紹介で鏑木清方に師事
    出身地と師の名の偏から「深水」の号を与えられる
1912年 巽画会展初入選
1914年 日本美術院再興記念展覧会(再興第1回院展)入選
1915年 清方主宰の郷土社に出品
    文展初入選(同16年)
1916年 新版画運動に参加
    展覧会から離れ、挿絵の仕事で高く評価される
1920年 個展開催(上野・松坂屋)
1922年 平和記念東京博覧会で2等銀牌受賞
1924年 帝展入選(以降、入選)
1927年 深水画塾(後の朗峯画塾)設立
    帝展特選受賞(同、29年)
1930年 帝展推奨となり出品
1932年 青々会設立に参加
1933年 帝展審査員
1937年 日本画会幹事に就任(翌年解散)
1938年 日本画院を結成
1939年 青衿会を設立し、山川秀峰と主宰(後の日月社)
1943年 海軍報道班員として南方に赴任
1945年 長野県小諸市に疎開
1946年 日展審査員、日展出品
1948年 日本芸術院賞受賞
1949年 鎌倉に画室を新築
1950年 日月社顧問に就任
    日展運営会委員に就任
1957年 回顧展開催(日本橋・白木屋)
1958年 日本芸術院会員に任命
    日展評議員、理事に就任
    次男の伊東万燿と渡仏
1962年 中南米旅行(同、63年)
    画業50年記念展開催(日本橋・三越)
1964年 スカルノ大統領に招待されインドネシア訪問
1969年 日展顧問に就任
1970年 勲3等旭日中緩章受章
1972年 没(享年74歳)

1972年 伊東深水展(日本橋・三越)
1976年 伊東深水展(新宿・伊勢丹)
1978年 伊東深水展(大谷記念美術館)
1981年 伊東深水展(近鉄百貨店、他)
1987年 伊東深水展「美人画の巨匠」(横浜・そごう美術館)
1992年 伊東深水全木版画展(町田市立国際版画美術館)
1993年 伊東深水展(大阪・大丸ミュージアム)
1998年 生誕100年記念展(東急本店、他)
2006年 回顧展開催「伊東深水展」(茨城県天心記念五浦美術館)
    回顧展開催「素顔の伊東深水」(目黒区美術館)
    回顧展開催「伊東深水の世界展」(三重県立美術館)

所蔵/東京国立近代美術館、北海道立近代美術館、茨城県近代美術館、埼玉県立近代美術館、神奈川県立近代美術館、山梨県立美術館、熊本県立美術館、滋賀県立近代美術館、愛知県美術館、岐阜県美術館、長野県信濃美術館、横浜美術館、町田市立国際版画美術館、飯田市美術博物館、佐久市立近代美術館、松本市立美術館、千葉市美術館、福岡市美術館、小諸高原美術館、青木村郷土美術館、伊東近代美術館、高崎タワー美術館、目黒雅叙園美術館、メナード美術館、五島美術館、北野美術館、足立美術館、松岡美術館、山種美術館、東京芸大大学美術館、国立劇場、他

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