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池亀 彬 「浮玉ガラスのある静物」 F6号


























   
 作家名  池亀 彬 
 タイトル  浮玉ガラスのある静物
 技法  キャンバスに油彩
 サイズ  F6号 40.9×31.8p
 額サイズ  51.9×42.8p
 サイン  画面左上にサイン・制作年1989記載。作品裏面に共シール貼付。
 状態  作品は良好。新額装に付美品。前面ガラス板。被せ箱。
 略歴


池亀 彬( いけがめ ひとし 1922―2004 )大正11年長野市生。東京芸大油絵科卒。
師梅原龍三郎。平和美術展、武蔵野美術展。無所属作家として個展で作品発表。
2004年、82歳で食道がんで彼が逝去した後、2006年7月19日にオープンした妻が自宅を美術館にして開館したのが「絵画記念タブロー館」。
テンミリオンハウス「そーらの家」から1分ほど西荻窪駅方向に歩くとひっそりと建っている。吉祥寺の自宅が改装されたものなので気がつく人も少ない。

※池亀光子氏(妻でファッションデザイナー)の著書から〜レアリズム以降の夫池亀 彬の絵について以下のように書かれています。
「それからというもの、脇目も振らずレアリズムに徹していきます。ヨーロッパの古典も幾度となく観て歩きました。古典をそのまま踏襲するのは簡単ですが、今日性を持たせた表現に日々苦悩の連続であったようです。
一般的には、年齢を重ねていくうちに、今までの作風が崩れていく作家が多い中、彼の場合は全く逆なのです。0号の絵もひと月はかかりましたし、30号ともなればそれはもう数ヶ月に及びました。」


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