1908年 2月27日、神奈川県藤沢市に生まれる。 藤沢中学卒業後、川端画学校
に通う。
1924年 萬鉄五郎に師事、鳥海青児に兄事する。
1926年 第5回国画創作協会洋画部に水彩「四月風景」が入選、翌年には
第5回春陽会展に「冬の風景」が入選し、以後同展に出品を続ける。
1936年 第14回春陽会展に「青年立像」で春陽会賞を受賞。
1937年 春陽会会友となるが、同年応召し16年まで戦地に赴く。
1938年 戦地スケッチの作品で佐分賞受賞。
1942年 第20回春陽会展に「笛吹き」などを出品し、岡田賞を受け、春陽会会 員
に推される。
1943年 再度応召し、同21年に帰国。
1947年 読売新聞社主催第2回新興美術展に「裸婦」他を出品し、読売美術賞
を受賞。
1948年 国画会に会員として迎えられ、同39年に退会するまで同展に出品したほか、
現代日本美術展、日本国際美術展、国際具象展、国際形象 展などにも
制作発表する。
1957年 渡欧。
1970年 再渡欧。
1971年 吉井画廊で渡欧作品展を開催する。
昭和10年以来描き続けている裸婦像で知られ、しっかりとした骨格、
ダイナミックでリズム感のある女性像に特質が認められる。
1975年 女子美大教授。
1986年 逝去。
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