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藤田吉香 「牡丹」 F8号














藤田吉香(ふじた よしか、1929年(昭和4年)-1999年(平成11年))は、福岡県久留米市生まれの洋画家。
東京芸術大学卒。国画会会員。京都造形芸術大学教授。
群を抜く描写力と清澄な色彩で「静」でありながら、圧倒する存在感をもつ静物画が多数。
また、中央にモチーフを配し単色の背景というシンプルな画面構成であり、抽象画的な感覚も持ちあわせ
ながらも、古典的な技法にもすぐれ各所でその力量を窺うことができる。
昭和の一時代を築いた画家である。
 


   
 作家名   藤田吉香 
 タイトル   牡丹
 技法   キャンバスに油彩
 サイズ   F8号 
 額サイズ   縦65.0cm×横57.5cm
 サイン   左下にサインあり。 作品裏に、題名と署名の記入あり。
  額縁裏面に共シール貼付。  
 状態   【 作品コンディション 】コンディション良好です。
  【 額縁コンディション 】額縁良好です。 黄袋付 タトウ箱です。
 略歴


藤田 吉香(ふじた よしか、1929年(昭和4年2月16日)- 1999年(平成11年5月25日))は、福岡県久留米市櫛原町生まれの洋画家。

1929年(昭和4年)2月16日、福岡県久留米市生まれ。
1953年(昭和28年) 九州大学工学部造船科(専門部)卒
1954年(昭和29年) 松田塾にて松田実に洋画の指導を受ける
1955年(昭和30年) 東京芸術大学卒。国画会展に出品
1959年(昭和34年) 第33回国展(国画賞)「すわる」「ほおむる」
1962年(昭和37年) スペインの王立サン・フェルナンド美術アカデミーヘ留学。
            ヒエロニムス・ボッシュの「七つの大罪」「快楽の園J等の模写に
            専念し、西洋絵画の古典技法を研究する。
1967年(昭和42年) 第41回国展(国画会サントリー賞)「空」 国画会会員。
            女子美術短期大学で講師(〜’70)
1968年(昭和43年) 昭和会展(優秀賞)「連雲」
1969年(昭和44年) 東京芸術大学で非常勤講師(〜’73)
1970年(昭和45年) 第13回安井賞展(安井賞)「春木萬華」
1976年(昭和49年) 東南アジアへ旅行
1976年(昭和51年) 3度目の渡欧
1978年(昭和53年) 背景に金銀箔を用い、背景の奥行き空間を否定した画面を多く制作
            するようになる。
1979年(昭和54年) ソヴィエト旅行
1980年(昭和55年) 「藤田吉香―今日と明日」展を東京松屋銀座、京都高島屋で開催
1981年(昭和56年) 第1回宮本三郎記念賞。「牡丹」
1984年(昭和59年) 久留米市文化章。
1985年(昭和60年) 中国を訪問
1987年(昭和62年) 高島屋美術部80周年記念展として東京・大阪・京都・横浜の同店で
            個展を開催。
1991年(平成 3年) 京都造形芸術大学教授(〜’98)
1998年(平成10年) 京都造形芸術大学名誉教授となる
1999年(平成11年)5月25日、逝去。享年70歳

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