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モーリス・エリンガー 「裸婦」 F12号











 作家名   モーリス・エリンガー 
 タイトル   裸婦
 技法   キャンバスに油彩
 サイズ   F12号
 額サイズ   76×84p
 サイン   右下にサイン
  裏面のトランスポートシールによると本作はニチメンのフランス支社に所蔵されていた
  作品であることがお分かり頂けると思います。
 状態   作品の状態は、良好
  額装は若干の使用感有
  モーリス・エリンガーの活躍はBenezit美術家辞典に掲載されています。
 略歴


モーリス・エリンガーは、19世紀の1896年にフランスのシャンパーニュに生まれました。
フランス芸術院会員のフランソワ・フラマンとフランソワとジュール・アドラーに師事し
アカデミカルな作風を展開しました。
ル・サロンに定期的に入選し、
1928年にル・サロンで名誉賞、1929年には二等賞を受賞しました。
1981年没。
モーリス・エリンガーの最高傑作の一枚である本作は、妖艶な肉体美を画面全体で
表現した濃厚な筆遣いが、この画家の高い芸術性を雄弁に物語っています。
はちきれんばかりに描写された輝く肌の美女は、豪華な室内に横たわり、全身
から強い色香を発散させています。
甘美なモデルは、何も身に付つけておらず、蠱惑のポーズを取り、官能的な
セクシュアリティを感じさせつつもエレガントな気品を漂わせています。
そして、この女性の熱い心情を象徴する赤い唇は、艶やかに引かれ、整った
目鼻立ちと漆黒の髪は、流れるような描線で魅惑的に写し取られています。

 評価  美術市場2012年 F10号:60万円(号当り6万円)
 発送  入金確認後、クロネコヤマトまたは佐川急便の着払いで発送いたします


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