略歴 |
遠藤桑珠(えんどう・そうじゅ)
1917年 山形県出身
1950年 第6回日展特選
1953年 第9回日展特選。日展参与。
2002年 「風土の画家-遠藤桑珠-」(米沢市上杉博物館)開催。
2017年 企画展「生誕100年 遠藤桑珠展 」
平成29年6月24日(土)~平成29年7月23日(日)
休館日:6月28日(水)
協 力:(株)桑珠庵
「生誕100年 遠藤桑珠展」
風土と色彩の画家 遠藤桑珠の全魅力 ~その色彩の重なりをみる~
遠藤桑珠(1917-2011)は米沢市上郷に生まれ、家業の農業に従事しながら絵を学び二十歳の頃、
同郷の先輩我妻碧宇を通じて中村岳陵に入門、院展に出品するようになります。 その後、岳陵と
共に日展に移り、昭和23年の初入選から毎年入選を果たし、着実に力をつけていきました。
昭和51年からは日展審査員、平成9年には日展参与となり、中心作家として団体の運営にも力を注ぎました。
一貫して暖かい色調と明快な構図の作風で、日本国内各地の風物の他、ヨーロッパやメキシコなど
異国の風土に取材した作品を多数残しています。
平成17年に米沢市功績者として顕彰され、当館では生前本人から寄贈を受けた71点の他、近年個人
コレクターからの寄贈もあり、充実したコレクションが形成されました。生誕100年の本年、これらを
一堂に展示し、遠藤桑珠の画業をたどります。
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