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島田章三 「顔」 SM
































   
 作家名  島田章三 
 タイトル  顔
 技法  木の板に油彩
 サイズ   SM 23×15.5p 
 額サイズ  43×35.5p
 サイン  画面左下にサインがあります。作品裏側にタイトルと作者名が記してあり、額縁裏側に画伯自筆
 の「共シール」が貼付してあります。
 状態  作品の状態は良好。作品が引き立つ重厚な木製専用額縁入り。
 額縁にも画伯自らペイント(四隅の花や下部の作者名等)を施しています。
 額縁所々にスレ・アタリがみられますが、もちろんこのまま飾って楽しむことが出来ます。
 古い段ボール製の保管箱が付いています。
 略歴
島田 章三(しまだ しょうぞう、1933年7月24日 - 2016年 11月26日)は、
日本の洋画家、版画家、文化功労者、日本藝術院会員、愛知県立芸術大学名誉教授
大胆な構成と色彩感覚をもった画風で、在学中に国画賞を受賞している。
渡欧以後70年ごろから徐々に明るい色調と、独特の人物像が少しずつ画面にあらわれ始め、現在ではかたちびととして象徴的な作風を確立している。近年はコラージュ作品なども積極的に取り入れている。

1933年 7月24日 島田英之・敏子の三男として神奈川県三浦郡浦賀町大津(現在の横須賀市大津町)
    に生まれるに生まれる
1946年 大津国民学校高等科に入学
1947年 納税ポスターコンクールで全国1位を受賞。大蔵大臣賞の賞金で油絵具一式を購入する
1951年 毎日新聞社主催の第1回全日本学生油絵コンクールに『酸素工場』で入選
1957年 国画会展で「ノイローゼ」が国画賞を受賞、東京・フォルム画廊で個展開催
1958年 東京藝術大学美術学部油画科卒業。卒業制作の『箱舟』で大橋賞を受賞
1960年 東京藝術大学専攻科修了
1961年 国画会会員
1966年 愛知県立芸術大学専任講師、助教授
1967年 『母と子のスペース』で第11回安井賞を受賞
1968年 愛知県在外研修員として渡欧
1969年 愛知県立芸術大学助教授に就任
1974年 愛知県立芸術大学美術学部教授に就任
1975年 東京国立近代美術館「日本近代の美術」出品
1976年 第29回中日文化賞受賞
1980年 愛知県芸術文化選奨受賞。
    『炎』(1979年)その他の作品により第3回東郷青児美術館大賞を受賞。アメリカ旅行
1983年 島田章三の世界展(池田20世紀美術館)開催
1986年 島田章三展開催(読売新聞社主催)
1990年 『鳥からの啓示』(1989年)で第8回宮本三郎記念賞を受賞。
    愛知県立芸術大学芸術資料館館長に就任(1992年3月まで)
    愛知県文化功労賞を受賞。
1992年 愛知県立芸術大学美術学部教授を退官
1993年 紫綬褒章、東海テレビ文化賞受賞
1996年 愛知県県立大学名誉教授
1999年 島田章三展開催(三重県立美術館、平塚市美術館、笠間日動美術館)、
    日本芸術院賞受賞、同年芸術院会員
2001年 愛知県芸術大学学長就任(〜2007年)
2004年 文化功労者
2005年 平成16年度名古屋市芸術賞を受賞。
2007年 愛知芸術文化センター総長に就任(2010年12月まで)。
    横須賀美術館館長に就任(2011年3月まで)
2009年 旭日重光章を受賞
2016年 11月26日、膵臓癌のため逝去。83歳没。叙正四位


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